ロッシーニ:歌劇≪オリー伯爵≫(全2幕)

荒唐無稽なストーリーとフランス的に洗練されたロッシーニの音楽
ラングレ&ポダリデスによる≪オリー伯爵≫

  • アーティスト:ルイ・ラングレ
  • 品番:KKC-9396
  • 原盤品番:74-7504
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル:ジャンルクラシック歌劇
  • 価格:¥6,018 + 税 
  • 形態:Blu-ray
  • 録音情報など:画面:16:9、1080i 音声:PCM ステレオ、DTS-HD5.1 字幕:英独西伊韓日 原語:フランス語 リージョン:All
  • 収録時間:150:00
  • 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付
  • 入荷予定時期:2019年3月中旬

TRACK LIST

ロッシーニ:歌劇≪オリー伯爵≫(全2幕)

フィリップ・タルボ(テノール/オリー伯爵)
ジュリー・フックス(ソプラノ/フォルムティエ伯爵夫人)
ガエル・アルケス(メゾ・ソプラノ/イゾリエ)
イヴ=モー・ユボー(メゾ・ソプラノ/ラゴンド)
パトリック・ボレール(バス/伯爵の教育係)
ジャン=セバスチャン・ブ(バリトン/ランボー)
ジュディ・ドゥヴォス(ソプラノ/アリス)
ローラン・ボダリデス&レオ・レノー(俳優)

演出:ドゥニ・ポダリデス(コメディ・フランセーズのメンバー)
舞台:エリック・リュフ
衣装:クリスチャン・ラクロワ
照明:ステファニ・ダニエル
振付:セシル・ボン
アシスタント舞台監督:ローラン・デルヴェール&ローラン・ボダリデス
映像監督:ヴィンセント・マシップ

シャンゼリゼ劇場管弦楽団
ルイ・ラングレ(指揮)
レ・エレメンツ
ジョエル・スービエ(合唱指揮)

収録:2017年12月27&29日、パリ、オペラ=コミック座(ライヴ)

★1828年にパリ・オペラ座で初演されたロッシーニが最後から2番目に作曲したオペラ≪オリー伯爵≫。ロッシーニは作曲家としての後年イタリアからフランスへと渡ります。この作品は、その時期にフランス語で書かれたコミック・オペラです。シャルル10 世の即位を祝う作品を作曲するよう命じられたロッシーニは『ランスへの旅』を書き上げました。しかし『ランスへの旅』は機会作品としてお蔵入り。その後、ロッシーニは≪オリー伯爵≫の作曲に取り掛かります。 この≪オリー伯爵≫には『ランスへの旅』の楽曲が多く転用されています。(『ランスへの旅』は160年の時を経て1984年クラウディオ・アバドによって復活蘇演されています。) この映像は、2017年12月にパリ・オペラ=コミック座で上演されたライヴ映像。コメディ・フランセーズのメンバーで俳優でもあるドゥニ・ポダリデスが演出を担当、衣装はフランスの名デザイナーであるクリスチャン・ラクロワ、そしてルイ・ラングレ指揮シャンゼリゼ劇場管弦楽団の演奏で上演されました。 ポダリデスとラングレは、2009年に上演したアンドレ・メサジェの≪フォルテュニオ≫ですでにコンビを組んでおり、今回も洗練されかつ熱気のある舞台を繰り広げています。タイトルロールには、仏ナント出身のテノール、フィリップ・タルボ。伯爵夫人には現在活躍目覚ましいフランス期待のソプラノ、ジュリー・フックス。そしてバロック・オペラで高い評価を得ているフランスのメゾ・ソプラノ、ガエル・アルケス。ジュネーヴ出身のメゾ、イヴ=モー・ユボー。など若手実力派が揃った期待の布陣です。 (あらすじ) 13世紀初頭のフランス、トゥレーヌ地方を舞台とした喜劇。城主のフォルムティエ伯爵が十字軍遠征中、女性たちは城で男たちの帰りを待っていた。そんな中、女好きのオリー伯爵は遠征には行かず隠者として洞窟でくらし、恋の悩みを打ち明けにくる女性らからお礼を受け取っていた。彼を連れ戻すようオリー伯爵の父親から命令をうけた教育係は、隠者が伯爵ではないかと怪しんでいた。事情を知らない小姓イゾリエが伯爵夫人(アデル)への恋の悩みを打ち明けに洞窟へ行くが、そこへアデルと教育係があらわれ、ついに隠者の正体がばれてしまう。アデルにからかわれた伯爵は仕返しのため、尼僧に変装して城に忍び込み騒ぎとなる。しかし遠征中の城主らが帰還し、オリー伯爵はこっそりと抜け出す。
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