一年の時を経てヴァージョン・アップしたモンケストラ
モンクの楽曲のエッセンスと現代的なセンスが自在に行き来
カマシ・ワシントン,ダイアン・リーヴス,ペドロ・マルチネスら
多彩なゲストもフィーチャーした注目の16ピース・バンド!!
- アーティスト:ジョン・ビーズリー
- レーベル:MACK AVENUE RECORDS
- 品番:KKE-068
- 原盤品番:MAC-1125
- 国内盤:(国内仕様)
- ジャンル:ジャンルジャズ
- 価格:¥2,400 + 税
- 形態:CD
- 付属品:日本語帯、解説付
一年の時を経てヴァージョン・アップしたモンケストラ
モンクの楽曲のエッセンスと現代的なセンスが自在に行き来
カマシ・ワシントン,ダイアン・リーヴス,ペドロ・マルチネスら
多彩なゲストもフィーチャーした注目の16ピース・バンド!!
ジョン・ビーズリー / モンケストラ vol.2
1. Brake's Sake feat. Dontae Winslow
2. Played Twice
3. Crepuscule With Nellie (guest appearance by Regina Carter)
4. Evidence (guest appearance by Kamasi Washington and Conrad Herwig)
5. Ugly Beauty/Pannonica
6. I Mean You
7. Light Blue
8. Dear Ruby (guest appearance by Dianne Reeves)
9. Criss Cross (guest appearance by Pedrito Martinez)
10. Work
メンバー:
trumpets:Nijon Watson, Jamie Hovorka, James Ford,
Brian Swartz(except4,7), Brandyn Philips(on4,7)
trombones: Francisco Torres(except7,1),Wendell Kelly, Ryan Dragon,
Steve Hughes, Ido Mashulam(on7,1)
woodwinds:Bob Sheppard, Danny Janklow, Tom Luer(except4,7),
Thomas Peterson, Adam Schroeder, Alex Budman(on 4,7)
piano, synthesizer: John Beasley
acoustic and electric bass: Ben Shepherd
drums Terreon Gully, Gene Coye(on)
★生誕100年を迎える20世紀の偉大なるアーティスト、コンポーザー、セロニアス・モンクの音楽をビッグ・バンドでアレンジする話題のプロジェクト、モンケストラの第二弾!
★2016年に第一弾を発表してから、一年。その間には、グラミー賞2部門にノミネートされたことを筆頭として、高評価を受けてきましたが、第二弾となる本作には、一年という時の濃密な証と、バンドとしての飛躍が感じられます!
★題材にするのは、基本、モンク・コンポジションで、楽曲は、モンクが生きていた時代のもの。しかし、本作では、バンドの自由度がグッと広がったことが感じられます。楽曲が元々持っていたエッセンスをしっかり捕まえて、アンサンブルとしてアレンジしつつも、アルバム全体として色彩感も格段にアップ!オリジナリティも増しています。
★実際、第一弾から、本作の録音までには、数多くのライヴも行ったとのこと。その場で、総帥、ジョン・ビーズリーは天才的なモンクの奥深さをより認識すると共に、その音楽を自由に書き換え、ミュージシャンに如何に自由をつくっていくかを模索し続けたといいます。
★基本は、16ピースのラージ・アンサンブル。前作から一名少ない編成ですが、今回は、ゲスト・アーティストを効果的にフィーチャー。オープニングはヒップなビートを土台に、モンク・ナンバーのリフが登場するかと思うと、そこに、ラップが切り込んでくる展開。前作とは違った革新的な演奏を予感させてあまりあります。一転、トラッド的な風合いのM2になり、そのままレジーナ・カーターをフィーチャーして、エリントンへの憧憬を見せる演奏に伝統をみたかと思うと、M4ではコンテンポラリーなリズムをフィーチャーしたEvi dence。テンポが変わってギア・チェンジしたところで登場するのは、あのカマシ・ワシントン。スピリチュアルに吹きまくり!かと思いきや、ビートはスウィンギーに切り替わり、トロンボーン・マスター、コンラッド・ハーヴィクにバトンタッチ・・・。ニューオリンズのセカンドラインのシンコペーションを大胆に導入したM6は伝統的なアンサンブル・サウンドとも自在に行き来する演奏。またM8ではカーメン・マクレエを追慕するダイアン・リーヴスが登場し、かと思えば、M9ではペドロ・マルチネスをフィーチャーし、アフロ・キューバンなテイストを全面的に取り入れる展開も見せます。
★ジョン・ビーズリー曰く、「現代にはファンク、リズム・アンド・ブルース、アフロキューバンの影響、ヒップ・ホップといったものが混在している。アレンジはそのようなリズムを元に始まった。昔のものは偉大であるけれど、やりつくされてしまっている感もある、それらをなぞらえるものにはしたくなかったし、自分としては、自身のオリジナルなものを創りたかった」とのことですが、それらの構想が、記念イヤーに、見事に結実したといえそうです。
★決して、新しいものだけに目を向けるわけではなく、モンクのエッセンスはそのままに・・・楽曲を聴いていると、時間旅行、そして、いろいろな土地に誘われるようでもあります。
★ジャズ・フィールドはもちろんのこと、ジェイムズ・ボンド・ムービーや、数々のホーム・ドラマの音楽でも活躍する才人ならではの、冒険心に満ちた、モンク集。2017年11月には、来日公演も!その公演が楽しみになってやまない作品です!
来日公演決定
2017年11月1日(水) 2日(木) ブルーノート東京
ジョン・ビーズリー・モンケストラ セロニアス・モンク生誕100年記念公演