アート・ペッパー最晩年(亡くなる1年2か月前)
ニューヨークのクラブ“ファット・チューデイズ”で披露した
会心のパフォーマンス、ついに発掘!!!
〜5曲で70分、一瞬も気を抜くことのできない演奏〜
- アーティスト:アート・ペッパー・カルテット
- レーベル:ELEMENTAL MUSIC
- 品番:KKJ-1010
- 原盤品番:EM-5990427
- 国内盤:(国内仕様)
- ジャンル:ジャンルジャズ
- 価格:¥2,593+税
- 形態:CD
- 収録時間:70:43
- 付属品:日本語帯、解説付
アート・ペッパー最晩年(亡くなる1年2か月前)
ニューヨークのクラブ“ファット・チューデイズ”で披露した
会心のパフォーマンス、ついに発掘!!!
〜5曲で70分、一瞬も気を抜くことのできない演奏〜
Art Pepper Quartet / Live at Fat Tuesday's
アート・ペッパー・カルテット / ライブ・アット・ファット・チューズデイズ
1. RHYTHM-A-NING 12:58
(Thelonious Monk/Thelonious Music Corp., BMI)
2. WHAT IS THIS THING CALLED LOVE? 16:15
(Cole Porter/Warner Brothers Music, ASCAP)
3. GOODBYE 11:39
(Gordon Jenkins/The Jenkins Family Partnership, ASCAP)
4. MAKE A LIST, MAKE A WISH 18:21
(Art Pepper/Arthur Pepper Music, BMI)
5. RED CAR 11:30
(Art Pepper/Arthur Pepper Music, BMI)
TOTAL: 70:43
Recorded live at Fat Tuesday’s in New York on April 15, 1981.
Produced by ZEV FELDMAN and JORDI SOLEY
Executive Producers: JORDI SOLEY and JOHN KOENIG
Associate Producer: LAURIE PEPPER
メンバー:ART PEPPER(as), MILCHO LEVIEV(p), GEORGE MRAZ(b), AL FOSTER(ds)
★長いブランクを経て1970年代半ばに復帰を果たしたアート・ペッパーは、81年に何度目かのニューヨーク公演を行いましたが、その間の4月15日に“ファット・チューズデイズ”で残した演奏が発掘され、ここにElemental MusicからCDとしてリリースされることになりました。
★ペッパーは、復帰してから82年に亡くなるまで活発な活動を続けましたが、その期間を通じて彼が最も信頼を寄せたピアニストは、ブルガリア生まれのミルチョ・レヴィエフでした。レヴィエフは、ペッパーが78年に初めて自己のグループを率いて来日したときに同行し、その後も折に触れてペッパーのツアーやレコーディングに加わってきました。78年に来日したときのベース奏者ボブ・マグナッソンとドラマーのカール・バーネットもやはりその後しばしばレヴィエフと共にペッパーの下で演奏していますが、この81年4月のニューヨーク・ツアーには参加できず、“ファット・チューズデイズ”には、NYCで活動していたジョージ・ムラーツとアル・フォスターがペッパーを支えています。ムラーツは、伝説と化しているペッパーの“ヴィレッジ・ヴァンガード”セッション(1977年)に加わっていますし、フォスターは、1979年にペッパーのアルバム『ソー・イン・ラヴ』でドラムを叩いていますが、この4人によるレコーディングはこれまでありませんでした。
★当時のペッパーは、若くして確立した軽やかで切れの良いスタイルの良さを保持したまま、コルトレーンの影響を受けた復帰後の姿勢を織り込んで独自のアグレッシヴなプレイを繰り広げていましたが、ここでも、スロー・バラードにすら異様な緊張感を漂わせて聴く者に大きな感動を与えてくれます。リズム・セクションの3人もそれぞれがベスト・パフォーマンスでリーダーを支えており、5曲で70分、一瞬も気を抜くことのできない演奏が続きます。
Elemental Musicならではの40頁ブックレット付き豪華パッケージ
*当時を物語る写真
*1980年6月アート・ペッパーへのインタビュー
*プロデューサーのゼヴ・フェルドマンによる、アート・ペッパー夫人へのインタビュー
*他、数々のエピソードを含む、文章を掲載!