76年、サンフランシスコ「キーストン・コーナー」での未発表音源!
自在に変貌する音色、美しく、かつパッションほとばしるソロ 49歳、
旺盛な活動を繰り広げたゲッツの70年代の真実を明かすライヴ作!
- アーティスト:スタン・ゲッツ
- レーベル:RESONANCE RECORDS
- 品番:KKJ-1015
- 原盤品番:HCD-2020
- 国内盤:(国内仕様)
- ジャンル:ジャンルジャズ
- 価格:¥2,491+税
- 形態:CD
- 付属品:日本語帯、解説付
76年、サンフランシスコ「キーストン・コーナー」での未発表音源!
自在に変貌する音色、美しく、かつパッションほとばしるソロ 49歳、
旺盛な活動を繰り広げたゲッツの70年代の真実を明かすライヴ作!
Stan Getz / Moments in Time
スタン・ゲッツ / モーメンツ・イン・タイム
1. Summer Night (Harry Warren & Al Dubin) 9:21
2. O Grande Amor (Antonio Carlos Jobim & Vinicius de Moraes) 6:46
3. Infant Eyes (Wayne Shorter) 7:53
4. The Cry of the Wild Goose (Kenny Wheeler) 6:32
5. Peace (Horace Silver) 5:13
6. Con Alma (John Birks Gillespie) 12:26
7. Prelude To A Kiss (Edward Kennedy Ellington, Irving Gordon & Irving Mills) 5:34
8. Morning Star(Jimmy Rowles & Johnny Mercer) 9:03
1976年5月11~16日 サンフランシスコ, キーストン・コーナーでのライブ録音
Recorded live at Keystone Korner, San Francisco, May 11-16, 1976
メンバー:Stan Getz(tenor saxophone), Joanne Brackeen(piano),
Clint Houston(bass), Billy Hart(drums)
★76年5月、サンフランシスコの名門クラブ、キーストン・コーナーで行われた、スタン・ゲッツ・カルテットの未発表ライヴを収録したアルバムが国内盤仕様で登場!!
★同11日~16日のライブでは、ボサノバの巨匠ジョアン= ジルベルトをフィーチャーした場面もあり、その音源は『ゲッツ/ジルベルト76』という形になって同時に作品化(KKJ1014) されますが、こちらは、インストのカルテット・ヴァージョン。
★70年代のゲッツと言えば、コロムビアの作品群を振り返ればわかるように、実に多彩。リターン・トゥ・フォーエヴァーを結成した直後のチック・コリア&スタンリー・クラーク、そしてトニー・ウィリアムス、アイアート・モレイラといったメンバーをバックにしたクロス・オーヴァーな作品『Captain Journey』あり、スヌーピーのジャケットでもおなじみ、ラロ・シフリンとの共演を記録したライト・タッチな『Children Of The World』あり、ジョアン・ジルベルトと再会したセッション作品『The Best Of Two Worlds』あり、そして、ジミー・ロールズの名曲をタイトルにした『The Peacocks』・・など、その活動は、多様さを見せます。
★しかし、この時期の数々のコンサートでのパフォーマンスが饒舌に語るように、ライヴにはまた別の顔のゲッツが。ジョアン・ブラッキーン、クリント・ヒューストン、そして、ビリー・ハートといったトリオをバックにした演奏はワン・ホーン・カルテットの美学が溢れます。そして、ライブならではの熱さが魅力的。乱れなく、どこを切り取っても歌心が響く美しいフレージングを繰り広げつつ、時には青白く燃える炎のようなパッションを込めた演奏は、正にライブならでは。実際、生のスタン・ゲッツを聴いた人々が“その演奏は、意外なまでの力強さに満ちており、微妙な音色の変化にも驚く”と口々に語っていますが、本作は録音状態もすばらしく、この時期のスタン・ゲッツの姿を鮮やかに伝えてくれています。
★一方、60年代の経験からカルロス・ジョビン&ヴィニシウスによる“O Grande Amor”のようなボサ名曲も一曲披露。サウダージがにじむサックスは、正にゲッツ・ワールドの真骨頂ですし、またホレス・シルヴァーの至高の名バラード“Peace”も、ビブラートをかけた音に哀感が滲んで印象的です。
★数々のおなじみのスタンダード・ナンバーが奏でられた名ライブ。『ゲッツ/ジルベルト '76』と対で聴きたい一作です!
* 未発表写真、当時のエピソードを盛り込んだ28頁英文ブックレットを収録。
* 日本盤仕様には、スタン・ゲッツと親交深く、作品『ジャスト・フレンズ』のプロデューサーでもある児山紀芳氏がライナーノーツを執筆。当時のゲッツが歴史面、演奏面、鮮やかに語られています。