巨匠チッコリーニ、奇跡の「トルコ行進曲」
神々しさと美しさに満ちたモーツァルト
ベヒシュタインの魅惑の音色
- アーティスト:アルド・チッコリーニ
- レーベル:LA DOLCE VOLTA
- 品番:LDV-03
- ジャンル:ジャンルクラシック器楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 録音情報など:52:54
- 付属品:日本語帯・解説つき
巨匠チッコリーニ、奇跡の「トルコ行進曲」
神々しさと美しさに満ちたモーツァルト
ベヒシュタインの魅惑の音色
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
第11番 イ長調「トルコ行進曲」K.331、
第2番 ヘ長調 K.280、
第13番 変ロ長調「リンツ」K.333
アルド・チッコリーニ(ピアノ)
録音:2011年5月(使用楽器:ベヒシュタイン)
★1925年8月生まれ、85歳(録音当時)のチッコリーニによるモーツァルト最新録音の登場です。第11番の第1楽章のゆったりとしたテンポ設定はもはや巨匠にしか許されない聖域。神々しさと美しさに満ちた世界です。トルコ行進曲はらくらくとしていながら一寸の乱れもなく、それでいてちょっとたどたどしさが漂うリズムのユーモラスな感じも見事に決まっていて、完璧です。モーツァルトの音楽には「遊び心や芝居っ気がある」と語るチッコリーニ。モーツァルトが作品中にちりばめた、思わずクスッと笑ってしまうような箇所を実に自然に引き出しています。モーツァルトが18歳の時に書いたヘ長調のソナタの第2楽章の哀愁を帯びたアダージョは感涙もの。やはり茶目っけのあるアウフタクトで始まる「リンツ」の冒頭もノックアウトもの。巨匠チッコリーニが愛器ベヒシュタインを完璧に手中におさめて語りかけてくる、見事なモーツァルトです。