ブロッホ&エルガー

「第1次世界大戦のチェロ」

  • アーティスト:ゲイリー・ホフマン
  • レーベル:LA DOLCE VOLTA
  • 品番:LDV-42
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付

TRACK LIST

エルネスト・ブロッホ(1880-1959):チェロと管弦楽のための≪シェロモ≫
エドワード・エルガー(1857-1934):チェロ協奏曲 作品85

ゲイリー・ホフマン(チェロ/ 1662年製ニコラ・アマティ)
クリステァイン・アルミンク(指揮)
ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2017年4月4-8日

★カナダ出身の中堅チェリスト、ゲイリー・ホフマンの新譜は、第1次世界大戦のさなかに書かれたヘブライ狂詩曲≪シェロモ≫と、大戦直後に書かれたエルガーのチェロ協奏曲というプログラムです。アルミンクと共演しているのも注目です。≪シェロモ≫は大量殺人が繰り返される荒廃したヨーロッパを脱出し、亡命者としてアメリカに身を寄せていたブロッホのつらい境遇が映し出されているようでもある作品で、完全な否定と共に幕が閉じられる作品です。そして、大戦で身も心も疲弊したエルガーの絶筆となった「チェロ協奏曲」。当時エルガーは、62歳。かつての大成功作ヴァイオリン協奏曲を振り返り、協奏曲の形式に再び向き合うことで、不幸を追い払おうとしたのでしょうか。ホフマンが、アルミンクと素晴らしいオーケストラという力強い共演者を得て、大きなスケールでチェロをうたわせています。 ★ホフマンはシュタルケルに師事した経歴をもちます。シュタルケルはバルビローリの指揮でエルガーのチェロ協奏曲を演奏したことがあり、その時にバルビローリから作品に秘められた表現について詳細に教えを受けたといいます。ホフマンはシュタルケルからこの作品についてのヴィジョンを得ています。また、ホフマン自身ブロッホの娘に会ったことがあるなど、ブロッホについても並みならぬ感情を持っています。

Artist

ゲイリー・ホフマン(チェロ) カナダ出身。15歳でウィグモア・ホールにデビュー。1986年ロストロポーヴィチ国際コンクールで優勝。1990年からパリ在住。2011年に、ブリュッセルの名門エリーザベト王妃音楽大学の教授に就任。使用楽器は、レナード・ローズが所有していた1662年製のニコラ・アマティ。
3770001903248

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