やっぱりゲルギエフは凄い!
ラフマニノフの交響曲第1番の認識が変わる。
- アーティスト:ワレリー・ゲルギエフ
- レーベル:LSO LIVE
- 品番:LSO-0784
- ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- 録音情報など:Audio 2.0 Stereo、Multi-channel 5.1
- 収録時間:61:00
やっぱりゲルギエフは凄い!
ラフマニノフの交響曲第1番の認識が変わる。
1. ラフマニノフ:交響曲第1番ニ短調Op.13
2. バラキレフ:交響詩「タマーラ」
ワレリー・ゲルギエフ(指揮) ロンドン交響楽団
録音:2015年2月19日 バービカン・ホール(ライヴ)
★SACDハイブリッド盤。ゲルギエフとロンドン交響楽団によるラフマニノフの交響曲シリーズがついに完成。交響的舞曲を含むラフマニノフの大作がゲルギエフの演奏で揃いました。
★ゲルギエフの演奏は驚くべき凄さ。交響曲第1番はラフマニノフの野心作でしたが、1897年に行われた初演が未曾有の大失敗に終わり、ラフマニノフは重いノイローゼとなり作品は封印されました。今日録音はかなりあるものの、交響曲第2番などと比べ甘いメロディもなく、尖った作品のイメージがあります。しかしゲルギエフの演奏は、初めて聴くかのように新鮮。全体にいびつな感じはなく、むしろラフマニノフならではのしなやかで繊細なフレージングが息づいています。
★ラフマニノフ独特な推進力に満ちたアレグロも絶妙。ピアノの難しいパッセージ風な楽句も、LSOの名人芸で曖昧さ皆無の完璧さ。またしばしばゴージャスなサウンドが響き、ラフマニノフの優れたオーケストレーションを再認識させてくれます。
★圧巻はフィナーレの長いコーダ。一切ダレることなく、かえって栄光さえ感じさせ感動的。この作品の先入観を一変させてくれます。
★カップリングはバラキレフの交響詩「タマーラ」。ゲルギエフの故郷カフカスの音楽素材を用い、リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」を先取りするようなオリエンタリズムの世界を描いています。バラキレフ独特のボルテージの高さがゲルギエフにぴったり。めくるめく極彩色の絵巻として楽しめます。
ワレリー・ゲルギエフ、マリインスキー劇場管弦楽団
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