ラップランド出身の作曲家たちの音楽
- アーティスト:室内合唱団セイタクオロ
- レーベル:ALBA
- 品番:NCD-52
- ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- 録音情報など:5.1 multichannel/stereo
ラップランド出身の作曲家たちの音楽
北国の展望
ヘイッキ・サルマント(1939–): 北の情景(1997)
【楽興の時/時計が動きを止めると/夜想曲/北極光/平安/悲しむものは夢を見ながら/葬送/夕べの祈り】
ユッカ・カンカイネン(1932–): 夏の組曲
【黄金色の葉のように/緑のシャワー/陽が沈む】
カイ・ニエミネン(1953–): 夢の国から…(2005)
【夢/妖精/日没】
クッレルヴォ・カルヤライネン(1932–): 秋(2008)
エイノ・キルヴェッサロ(1915–1977): 夏が戸口のところに(2002)
【春の夜、聞こえる、雨の音が/鳥の群れが帰ってくると/朝の気分/孤独な漕ぎ手/歌え、愛しい人よ、あなたの歌を】
エルッキ・アパヤラハティ(1929–2010): 僕も歌ってもいいさ(2008)
室内合唱団セイタクオロ カドリ・ヨアメツ(指揮)
録音 :2015年1月24-25日、3月28-29日 ロヴァニエミ教会(ロヴァニエミ、フィンランド)
★室内合唱団セイタクオロは、古くからサーミ人が住み、独自の生活と文化を守ってきたフィンランド北部、ラッピ県の中心都市ロヴァニエミに1961年に創設されました。美しく厳しい自然に囲まれて育ったラップランド出身の作曲家たちの音楽をレパートリーの中心に活動をつづけています。創設50周年を記念する『北極地方の情景』(NCD43)につづく『北国の展望』は、夏のラップランドの夜や秋の雨を「旅する」気分のアルバムとして制作されました。ジャズピアニストでもあるサルマントがエイノ・レイノの詩に曲を書いた合唱曲集《北の情景》。春の力強さと夏の日没の不思議な魅力を詠んだトイヴォ・リューの詩に作曲されたユッカ・カンカイネンの《夏の組曲》。カイ・ニエミネンの曲集《夢の国から…》は、セイタクオロが新しいレパートリーとして取り入れた「現代の合唱曲」の最初の作品。「夏のラブストーリー」と銘打った最初のテーマコンサートで歌われたキルヴェッサロの《夏が戸口のところに》。クッレルヴォ・カルヤライネンの《秋》とエルッキ・アパヤラハティの《僕も歌ってもいいさ》は、2008年秋のテーマコンサート「ルーツ」のために作曲された作品です。