Nostalgia

《Nostalgia》…郷愁の、カルテット・レナー!
どうしてだろう?いま、郷愁のレナー、ときくだけで、
この胸のうちに、あたたかい、ぬくもりのようなノスタルジーが、
きらめくヴァイオリンのハイ・トーンや、豊かなヴィオラのつぶやき、
そして、それらを支えるチェロの低いピチカートなどから、響き出す。
ああ、レナー四重奏団…。
それは、優雅で繊細、甘美をつくして歌う弦のロマンティックな芸術品。
ある時期、レナーは世界で最も親しまれた弦楽四重奏団の象徴だった。
(小林利之)

  • アーティスト:レナー四重奏団
  • レーベル:OPUS 蔵
  • 品番:OPK-2114
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 録音情報など:モノラル
  • 付属品:日本語帯・解説付

TRACK LIST

1. メンデルスゾーン:カンツォネッタ(弦楽四重奏曲第1番より)<録音:1935年>
2. ハイドン:弦楽四重奏曲第17番 ヘ長調Op.3-5「セレナード」<録音:1928年>
3. モーツァルト:オーボエ四重奏曲 ヘ長調K.370 <録音:1933年> 
4. ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 イ長調Op.81 <録音:1930年>

レナー四重奏団
③レオン・グーセンス(オーボエ)
④オルガ・レーザー=レーベルト(ピアノ)

★今回のレナー四重奏団の音源はオーパス蔵の復刻担当、安原暉善氏の企画です。オーパス蔵スタートの2000年頃、レナー四重奏団を収録したカセットテープをもらいました。何とも言えぬ人間的な響きのする音であり演奏でした。そして数年前に同じ内容のDATに復刻したものをもらいました。それが今回の音源になりました。やはりレナーの音はSP時代を知らない私たちにとっても郷愁を感じさせるものです。懐古趣味ではなく、我々の心に染み入る響きを味わってください。(OPUS蔵代表:相原 了)

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