今に伝わるチェロ黎明期の宮廷音楽
- アーティスト:カペッラ・エステンセ
- レーベル:PASSACAILLE RECORDS
- 品番:PAS-1036
- ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:68:17
今に伝わるチェロ黎明期の宮廷音楽
モデナのパルティータ ~フランチェスコ2世・デステ宮廷のバスヴァイオリン音楽
アレッサンドロ・スカルラッティ:ソプラノと通奏低音のためのカンタータ「Io morirei vontento」
ジョヴァンニ・バッティスタ・デリ・アントーニ:チェロとチェンバロのためのリチェルカータ 第1・2番
ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ:
ヴィオローネのための種々のソナタによるパルティータ より トッカータ
ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ/ジュゼッペ・コロンビ:ヴィオローネのためのルッジェーロ
ジョヴァンニ・バッティスタ・デリ・アントーニ:チェロとチェンバロのためのリチェルカータ第5番
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー/ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ:パッサカリア
ジョヴァンニ・バッティスタ・デリ・アントーニ:チェロとチェンバロのためのリチェルカータ 第6番
アントニオ・ジャンノッティ:独奏ヴァイオリンのためのソナタ
ジョヴァンニ・バッティスタ・デリ・アントーニ:チェロとチェンバロのためのリチェルカータ 第8番
ジュゼッペ・コロンビ/ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー/
ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ:チャコーナ
トマゾ・ベルナルド・ガッフィ:ソプラノと通奏低音のためのカンタータ「Belle luci guerriere」
カペッラ・エステンセ
[マキシミリアーノ・セグラ・サンチェス(チェロ、バスヴァイオリン)、
クリスティーナ・グリフォーネ(ソプラノ)、パノス・イリオポウロス(チェンバロ、オルガン)、
ハビエル・オベヘロ・マヨラル(テオルボ、バロックギター)]
録音:2016年5月3-5日/オランダ
★モデナを治めたフランチェスコ2世・デステ(1660-1694)はヴァイオリンを嗜み、音楽のパトロンとしても知られ、コレッリがトリオ・ソナタ集Op.3を献呈した人物でもあります。彼の蔵書は幸いなことにほぼそのまま残されており、宮廷に響いたであろうハイレベルな音楽を窺い知ることが出来ます。ここに収録された音楽は低弦のための作品が中心で、チェロ音楽黎明期の貴重な作品が並んでいます。バスヴァイオリンはチェロの前身とも言える楽器。 ★低弦のための作品のみならず、スカルラッティのカンタータのアリアでは通奏低音が目まぐるしい速度で細かな旋律を休みなく奏で続けるなど、全編通じてバスの魅力たっぷり。重低音のカッコよさがクセになるアルバムです。