オノフリ指揮!マニアも唸る、壮麗なるスペイン・バロック
- アーティスト:エンリコ・オノフリ
- レーベル:PASSACAILLE RECORDS
- 品番:PAS-1037
- ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 録音情報など:56:10
オノフリ指揮!マニアも唸る、壮麗なるスペイン・バロック
「ハエン大聖堂の音楽」
ホアン・マニュエル・デ・ラ・プエンテ(1692-1753):
Miserere mei, Deus (1726)
Lavanderita soy (1719)
A dónde, niña hermosa (1734)
Del risco se despeña la fuentecilla Hermosa(作曲年不詳)
Con el más puro fervor(作曲年不詳)
マリア・エスパダ(ソプラノ)
マルタ・インファンテ(メゾソプラノ)
ヘスス・ガルシア・アレルハ(バリトン)
エンリコ・オノフリ(指揮) セビリア・バロック管弦楽団、バンダリア合唱団
録音:2011年11月、2012年6月/スペイン
★セビリア・バロック管のレーベル、OBS Prometeoから発売されていた音源。指揮が何とエンリコ・オノフリ!ということで古楽マニアの話題盤となったものです。音楽・演奏ともに素晴らしい、人に教えたくなる素敵なアルバムです。オノフリはヴァイオリンも演奏しています。 ★スペインの作曲家、ホアン・マニュエル・デ・ラ・プエンテは19歳でハエン大聖堂の楽長となり、フランシスコ・ゲレーロの後継者として活躍した人物です。「Miserere mei, Deus」は7群に分かれ、計18声部という壮大な編成の宗教曲。方々から降り注ぐ歌、弦楽オーケストラ、オルガン、壮麗きわまる大作です。「Lavanderita soy」はスペインのリズムが楽しい独唱曲で、弦のピッチカートも効果的に響きます。収録されている楽曲は大聖堂の書庫に保管されている作品で、並々ならぬ才能が発揮されたものばかり。バッハと同時代の後期バロックだけあって声楽も弦楽も凝った書法が見られ表現豊か、様々な編成がもたらすステレオ効果も耳に楽しい作品群。スペイン・バロックの知られざる名品をお楽しみ下さい。