これは面白い、ザトウクジラの声(歌)を室内楽で再現
- アーティスト:トリオ・ヴィーク
- レーベル:PROFIL
- 品番:PH-12013
- ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 録音情報など:D D D
- 収録時間:65:10
これは面白い、ザトウクジラの声(歌)を室内楽で再現
フルート、チェロ、ピアノ
1. ネッド・ローレム:フルート、チェロ、ピアノのための三重奏曲 (1960)
2. サーリアホ:灰 (1998)
3. マルティヌー:フルート、チェロ、ピアノのための三重奏曲 (1950)
4. ジョージ・クラム:鯨の歌 (1971)
トリオ・ヴィーク
【クリスティーナ・ファスベンダー(Fl)、ユストゥス・グリム(Vc)、フロリアン・ヴィーク(Pf)】
録音:2012年4月2日/ノイマルクト・ライトシュターデル
★フルート、チェロ、ピアノという変則ピアノ三重奏曲を集めたアルバム。ヴァイオリンでなくフルートが加わることで、色彩と表現の幅が広がります。いずれもあまり聴く機会のない作品で大歓迎ですが、面白いのがジョージ・クラムの「鯨の歌」。ザトウクジラの声(歌)を素材に興味津々の音響世界を繰り広げます。フルート奏者は歌うこと(というか叫び)も指示され、さらに全奏者は顔を半分隠す黒い仮面を着け、暗い青い照明のもとで演奏するようになって妖しい雰囲気をつくりあげています。クジラに興味のある方向き必聴の珍品です。