注目の美人ピアニストがラフマニノフの秘曲に挑戦
- アーティスト:エカテリーナ・リトヴィンツェヴァ
- レーベル:PROFIL
- 品番:PH-14042
- ジャンル:ジャンルクラシック器楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 録音情報など:D D D
- 収録時間:70:15
注目の美人ピアニストがラフマニノフの秘曲に挑戦
ラフマニノフ:
①幻想小曲集OP.3(全5曲)
②楽興の時Op.16(全6曲)
③組曲ニ短調(1891年ピアノ版)(全4曲)
④ワルツOp.10の2
エカテリーナ・リトヴィンツェヴァ(Pf)
録音:2014年1月15-17日/ハルベルク放送局(ザールブリュッケン)
★モーツァルトのピアノ協奏曲でデビューを果たしたエカテリーナ・リトヴィンツェヴァ。1986年オホーツク海沿岸の町マガダンに生まれ、15歳の時に家族とともにモスクワへ移り、イリーナ・ガブリロヴァ、アレクサンドル・ムンドヤンツ、エカテリーナ・デルジャヴィナに師事。さらにロベルト・クーレク、ルドルフ・ケレル、アンジェイ・ヤシンスキのレッスンも受けました。
★2枚目のアルバムはラフマニノフの初期作品集。注目は「組曲ニ短調」。ラフマニノフがモスクワ音楽院の学生時代1891年に作曲したオーケストラ曲。フル編成だったため、学生オケでは演奏できず、ラフマニノフは自分で弾くためにピアノ版を作りました。両方のスコアとも行方不明となっていましたが、2000年にモスクワのグリンカ音楽図書館でピアノ譜が発見されました。ラフマニノフの署名がないため、真偽が決着をみせてはいませんが、大歓迎の録音出現と申せましょう。若々しさとピアニスティックな魅力のあふれる作品で、ラフマニノフ・ファンなら気に入ること間違いなしです。また、その翌年に作曲し、恩師アレンスキーに献呈した「幻想小曲集」中の「鐘」の愛称で知られる前奏曲嬰ハ短調もリトヴィンツェヴァの清新な演奏が光ります。