ソフロニツキーの弾くライヴ
スクリャービンのピアノ・ソナタ集
- アーティスト:ヴラディーミル・ソフロニツキー
- レーベル:PROFIL
- 品番:PH-15007
- ジャンル:ジャンルクラシック器楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:2CD
- 録音情報など:ステレオ、D D D
ソフロニツキーの弾くライヴ
スクリャービンのピアノ・ソナタ集
「スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集」
CD 1 75:22
・ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調op.6より葬送行進曲
録音:1958年/モスクワ、スクリャービン博物館(ライヴ)
・ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調op.19「幻想ソナタ」
録音:1960年7月12日/モスクワ、スクリャービン博物館(ライヴ)
・ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調op.23
録音:1958年9月12日/モスクワ音楽院小ホール(ライヴ)
・ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調op.30
録音:1960年5月13日/モスクワ音楽院小ホール(ライヴ)
・ピアノ・ソナタ第5番op.53
録音:1958年6月8日/モスクワ音楽院小ホール(ライヴ)
【ボーナス】
・ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調op.6*
録音:1951年11月10日/モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)
CD 2 77:32
・ピアノ・ソナタ第5番op.53
録音:1955年1月4日/モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)
・ピアノ・ソナタ第6番op.62
録音:1961年1月7日/モスクワ、スクリャービン博物館(ライヴ)
・ピアノ・ソナタ第7番op.64「白ミサ」※
録音:1964年7月13日/ベルリン・コーミッシェ・オーパー(ライヴ)
・ピアノ・ソナタ第8番op.66
録音:1958年6月8日/モスクワ音楽院小ホール(ライヴ)
・ピアノ・ソナタ第9番op.68「黒ミサ」
録音:1958年9月12日/モスクワ音楽院小ホール(ライヴ)
・ピアノ・ソナタ第10番op.70
録音:1960年2月2日/モスクワ音楽院小ホール(ライヴ)
【ボーナス】
・幻想曲 ロ短調op.28
録音:1959年4月24日/モスクワ(セッション)
ヴラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
ゲンリヒ・ネイガウス(ピアノ)*
スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)※
★Profilより作曲者歿後110年の2015年に、スクリャービンのピアノ・ソナタ「全集」が登場。ネイガウスの第1番、リヒテルの第7番をのぞいて、すべてスクリャービンの娘婿ソフロニツキーの弾くライヴ演奏で構成されたアルバムです。
ショパンの孫弟子アレクサンデル・ミハウォフスキに師事したソフロニツキーは、ショパン弾きとしても名高く、スクリャービン本人に薫陶を受ける機会がなかったものの、ショパンにも通じる詩情豊かなニュアンスと独特のソフトなタッチがスクリャービンのピアノ演奏を思わせたのでしょう。未亡人からも認められたほどで、スクリャービン演奏では別格というべき存在でした。
さらに、ソフロニツキーによる第1番(葬送行進曲のみ)と第2番、および第6番のライヴ演奏は、スクリャービン博物館でおこなわれており、作曲者自身のピアノを使用している点でも興味の尽きないところ。1912年ベヒシュタイン製のこの歴史的ピアノは、スクリャービンが第8番以降の3曲を作曲した楽器で、ラフマニノフ、ホロヴィッツ、ユージナ、プレトニョフなど現在に至るまで錚錚たる顔触れが弾いていることでも知られます。