衝撃の全曲版から2年、 シャラー、ブルックナーの9番を改訂初演!
- アーティスト:ゲルト・シャラー、フィルハーモニー・フェスティヴァ
- レーベル:PROFIL
- 品番:PH-18030
- ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
- 価格:オープン価格
- 形態:2CD
- 収録時間:36:56、 47:46
衝撃の全曲版から2年、 シャラー、ブルックナーの9番を改訂初演!
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調(ゲルト・シャラーによる完全版の改訂稿)
ゲルト・シャラー(指揮)フィルハーモニー・フェスティヴァ
録音:2018年7月/エーブラハ大修道院付属教会(ライヴ)
★2016年にブルックナーの交響曲第9番のフィナーレを完成させ、世に問うた指揮者ゲルト・シャラー。ブルックナーの音楽を愛し、作品を熟知する彼ならではの説得力で話題となりましたが、その後も推敲を重ね、満を持してスコアをRies & Erler社から刊行しました。その披露による2018年7月のコンサートのライヴが登場します。 ★交響曲第9 番の草稿はいろいろ残されていますが、最大の問題はどう作品を終結させるかで、それはブルックナー本人しか知り得なかったこと。ワーグナーから強い影響を受けたブルックナーの音楽は、聴覚以上に大胆な和声と絶え間ない転調に満ちているうえ、19世紀末の作でもあり、かなり時代を先取りした感覚が見受けられます。さらに先に行くにしたがい希薄になっていくスケッチを尊重して、ほとんど神の世界へ至るようなコーダを導き出しました。 ★約25分の新フィナーレ(全734小節)。以下ような構成になっています。 Time 小節 序奏部 (1-50) 0:00 1-16 始動経過 0:37 17-20 ブルックナーの刻印 0:45 21-50 主題提示の準備 主題 (51-82) 1:39 51-62 主要発想 2:00 63-74 経過句 2:16 75-82 エピローグ 主題の歌謡エピソード (83-136) 2:40 83-100 叙情的発想 3:19 101-130 嬰ヘ長調のトリオ 4:40 131-136 経過句 終止句 (137-218) 4:50 137-162 盛り上がり 5:33 163-198 提示部終りのコラール 6:37 199-218 経過句 中間部 (219-269) 第1展開部 7:12 219-236 盛り上がり 7:43 237-252 頂点と降下 8:11 253-260 経過句 8:25 216-286 第2展開句 9:12 287-306 ラプソディックなフレーズ フーガ (307-363) 10:11 307-326 提示部 10:56 327-335 間奏 11:16 336-363 展開部 12:14 364-415 間奏 13:54 416-469 歌謡エピソードの再現 再現部 (470-513) 16:40 470-481 開始部 17:00 482-497 拡大 17:27 498-513 主要発想 17:55 514-531 間奏 18:26 532-619 終始句コラールの再現 コーダ (620-734) 21:07 620-673 盛り上がりと高潮 22:56 674-717 拡大 24:25 718-734 終結 ★すべてのブルックナー・ファン必聴の新譜と申せましょう。
ゲルト・シャラー、フィルハーモニー・フェスティヴァ
PH-18030
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