小技の効いた秀逸アレンジ!
ピアノ×2とパーカッション×2 でラヴェルの大管弦楽に対抗
- アーティスト:ピアノ・ミーツ・パーカッション
- レーベル:PREISER RECORDS
- 品番:PRCD-91327
- ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:57:18
小技の効いた秀逸アレンジ!
ピアノ×2とパーカッション×2 でラヴェルの大管弦楽に対抗
ムソルグスキー:①『展覧会の絵』
ラヴェル:②『ラ・ヴァルス』
③『ボレロ』
ピアノ・ミーツ・パーカッション
[メンバー]ヴェロニカ・トゥリスコ(ピアノ) ヨハンナ・グロブナー(ピアノ)
フリップ・フィリップ(ヴィヴラフォン、マリンバ、グロッケンシュピール、スネアドラム、バスドラム、ハイハット、
タムタム、シンバル、ウッドブロック、トライアングル)
トーマス・シンドル(ティンパニ、シロフォン、アンティークシンバル、スネアドラム、シンバル、ウッドブロック、トライアングル、
カスタネット、マラカス、タンバリン、ベルツリー、ラトル、鐘、チューブラーベル)
録音:2014年6月15~17日/ウィーン、MuThコンサートホール
★「ピアノ・ミーツ・パーカッション」は女性ピアニスト2人と男性打楽器奏者2人によるアンサンブル。2人ずつ奏者がいるためとても自由度の高いアレンジと演奏が可能。ピアノ(ベーゼンドルファーを使用)と打楽器が混然一体となった魅惑のサウンドがお聴き頂けます。
★ピアノ独奏の枠に収まりきらない破格の内容を持つ『展覧会の絵』はラヴェルを始め様々なオーケストラ編曲がありますが、このアレンジはかつて聴いたことのない面白さ。ピアノとヴィヴラフォン、シロフォンなどの鍵盤打楽器がフレーズを手分けしてキラキラと可愛らしい響きを作る「卵の殻をつけた雛の踊り」など、このCDでしか味わえない音に満ちています。2台ピアノゆえに重厚な盛り上がりも申し分ありません。『ボレロ』は逆に淡々としたリズムと素朴なメロディが生きたアレンジで、音そのものの構築によってじわじわと気分を高める演奏。こちらも大いに楽しめます。