面白すぎる左手の協奏作品集
- アーティスト:タチアナ・ニコラーエワ
- レーベル:PRAGA DIGITALS
- 品番:PRD-250316
- ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 録音情報など:STEREO
- 収録時間:78:35
面白すぎる左手の協奏作品集
左手のための名曲集Vol.2
1. J.S.バッハ(ブラームス編):シャコンヌBWV1004
[ワルター・クリーン(Pf)1964年12月2日/ウィーン(ライヴ)]
2. マルティヌー:コンチェルティーノ(ディヴェルティメント)H173
[ジークフリート・ラップ(Pf)、ゲルハルト・ヴィーゼンヒュッター(指揮)
ロー・オーケストラ・ゾンダーズハウゼン
1962年12月4-6日/ソンダースハウゼン、クルーツィス教会(ドイツ)]
3. ヤナーチェク:カプリッチョ
[イヴァン・クラーンスキー(Pf)、トマーシュ・コウトニーク(指揮)アンサンブル
1999年7月3-4日/プラガ・ディジタル・スタジオ]
4. リヒャルト・シュトラウス:家庭交響曲余禄Op.73
[タチアナ・ニコラーエワ(Pf)、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)モスクワ放送響
1966年2月2日/モスクワ(ライヴ)]
★副題に「オタカル・ホルマンに捧ぐ」とありますが、彼は第1次世界大戦で右手を負傷し、左手ピアニストとして活躍したチェコの名手。ここに収められたヤナーチェクとマルティヌーは彼の委嘱で作られました。ここに収められた4作品は、いずれも演奏水準の高さに瞠目させられます。
★ブラームスが左手用に編曲したバッハの「シャコンヌ」は、日本とも縁の深い名手ワルター・クリーンの演奏というのに注目。カチッとしながらも味わい深く絶品。感動させられます。
★リヒャルト・シュトラウスの「家庭交響曲余禄」は、タイトル通りあの「家庭交響曲」の続編。ラヴェルの左手協奏曲と同じくパウル・ヴィトゲンシュタイの依頼で作曲され、交響曲とは別の息子の急病と治癒までのエピソードを左手ピアノとオーケストラで私小説風に描いています。ニコラーエワがとりあげていたとは狂喜。若きロジェストヴェンスキーの統率力も驚異的です。