レオニード・コーガン ソ連のヴァイオリン協奏曲集

すべて貴重!
ロシア音楽ファン狂喜の作品をコーガンの神業で

  • アーティスト:ピエール・モントゥー
  • レーベル:PRAGA DIGITALS
  • 品番:PRD-250373
  • ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2CD
  • 録音情報など:STEREO
  • 収録時間:CD1 73:40 CD2 79:56

TRACK LIST

レオニード・コーガン ソ連のヴァイオリン協奏曲集

Disc 1
① ハチャトゥリヤン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
② 同:ヴァイオリンと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディ
③ フレンニコフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ハ長調Op.23

Disc 2
④ プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調Op.63
⑤ ヴァインベルク:ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.67
⑥ デニーソフ:パルティータ(バッハのパルティータ第2番BWV1004による)

レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、ピエール・モントゥー(指揮)ボストン交響楽団①、
キリル・コンドラシン(指揮)ソヴィエト国立交響楽団②④、
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)ソヴィエト国立交響楽団③、
キリル・コンドラシン(指揮)モスクワ・フィル⑤、
パヴェル・コーガン(指揮)器楽アンサンブル⑥
録音:1958年1月12日/シンフォニー・ホール(ボストン)①、
1964年11月11日/ロンドン(スタジオ録音)②、
1977年1月5日/モスクワ(ライヴ)③、
1961年/モスクワ(ライヴ)④、
1961年9月/モスクワ(スタジオ録音)⑤、
1981年9月5日/モスクワ(ライヴ)⑥

★レオニード・コーガンはオイストラフと並ぶソ連の大ヴァイオリニストで、ムローヴァや佐藤陽子の師としても知られています。1982年に58歳の若さで亡くなりましたが、ロシアのヴァイオリニストとしては明るい音色で、ヴァイオリンの美しさを堪能させてくれます。残された録音はいずれも逸品ですが、現在入手困難なものが多いので大歓迎のリリースと申せましょう。
★ハチャトゥリヤンの協奏曲は作曲者指揮による盤もありますが、こちらはコーガンの初訪米時にモントゥーの指揮でセッション録音された貴重な記録です。モントゥーの推進力に満ちた伴奏も素晴らしく、さすが「春の祭典」初演者の面目躍如たるものがあります。
★ハチャトゥリヤンの「コンチェルト・ラプソディ」はコーガンのために書かれ、録音もされましたが、指揮者コンドラシンが亡命したため、音源は長くお蔵になっていました。
★同じくヴァインベルクの協奏曲もコーガンのために書かれ、ロジェストヴェンスキー指揮の世界初演時のライヴはCD化されていますが、コンドラシンとの決定盤は入手困難となっていました。近年CDが次々に発売されている作品ですが、コーガンの凄すぎる演奏の前に霞んでしまいます。
★もうひとつ注目なのが、ソ連現代作曲家デニーソフがJ.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番BWV1004」に室内オーケストラの伴奏を付けた珍品。前衛的なものではなく、アルビノーニの「アダージョ」のようなものものしい濃厚さで色彩豊か。コーガンが最晩年に愛息の伴奏で演奏しています。

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