ショスタコーヴィチ:交響曲第8番ハ短調 Op.65、スクリャービン:法悦の詩Op.54

プラハ・レーベルの復刻技術でムラヴィンスキー1961年のショスタコ8番が生まれ変わった

  • アーティスト:エフゲニー・ムラヴィンスキー
  • レーベル:PRAGA DIGITALS
  • 品番:PRDDSD-350120
  • ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • 録音情報など:Bi-channel Stereo
  • 収録時間:79:00

TRACK LIST

①ショスタコーヴィチ:交響曲第8番ハ短調 Op.65
  [録音:1961年2月12日/レニングラード・フィルハーモニー大ホール(ライヴ)]
②スクリャービン:法悦の詩Op.54 [録音:1958年12月22日/モスクワ(スタジオ)

エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)レニングラード・フィル

★SACDハイブリッド盤。限定盤。これまでメジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズ。今回はショスタコーヴィチが放送用オリジナル・マスター、スクリャービンが旧ソ連グラムプラストレスト社(メロディアの前身)製LPからDSDリマスタリングのうえSACD化され、高音質で蘇りました。
★ショスタコーヴィチの交響曲第8番はムラヴィンスキーに捧げられ、その指揮によるレニングラード・フィルにより1943年に初演されました。同コンビによる録音は6種類が残されていますが、この1961年2月12日のライヴは演奏の素晴らしさに比べ、音が不鮮明と言われてきました。今回放送用オリジナル・マスターで、当時の録音技術や経年による劣化ゆえ、最新のようにはいかないものの、ムラヴィンスキーならではの迫力と緊張感が明瞭になり、この演奏のすさまじさを再認識させてくれます。
★スクリャービンの「法悦の詩」は、LP時代から国内盤発売されていた名演中の名演。スクリャービンとムラヴィンスキーは一見ミスマッチのようですが、ムラヴィンスキーが作曲を志望していた頃の作風はまさにスクリャービン風だったので、きわめて自然。トランペットのモチーフも意外に色気たっぷりなうえ、クライマックスでの壮大な盛り上がりなど決して禁欲的ではない演奏が浮かびあがりました。

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