ハバナ、リオ、モスクワ

ノルウェーのギタリスト、 スタイン=エーリク・オールセンが弾く
ハバナ、リオ、モスクワ3都市の作曲家によるギター協奏曲

  • アーティスト:スタイン=エーリク・オールセン
  • レーベル:SIMAX
  • 品番:PSC-1313
  • ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:71:15

TRACK LIST

ハバナ、リオ、モスクワ
レオ・ブローウェル(1939–):ギター協奏曲第3番「コンチェルト・エレジアーコ」
エイトル・ヴィラ=ロボス(1887–1959):ギターと小管弦楽のための協奏曲
ニキータ・コシュキン(1956–): ベルゲン協奏曲

スタイン=エーリク・オールセン(ギター)
テリエ・ミケルセン(指揮) アカデミー・オブ・セントマーティン・イン・ザ・フィールズ
録音:2013年6月25日-27日 アビーロードスタジオ、第1スタジオ(ロンドン)
制作: サイモン・キルン 録音: アルネ・アクセルベルグ

★ブローウェル、デュオーテ、ヴォスレフ、クチュラ、カステレードのソロ作品を演奏した『オマージュ』(PSC1008)に始まり、ノルウェーのギタリスト、スタイン=エーリク・オールセンは Simaxレーベルに8枚のアルバムを録音してきました。『ハバナ、リオ、モスクワ』と題した新作では、ギターと管弦楽のための作品を3曲演奏しています。BBCとガレス・ウォルターズがジュリアン・ブリームのためにブローウェルに委嘱、ジャワのガムラン音楽と、作曲者の祖国のアフリカ系キューバ音楽の影響がみられる《コンチェルト・エレジアーコ》。ブラジルのヴィラ=ロボスがアンドレス・セゴビアのために「幻想曲」をイメージして作曲した《ギターと小管弦楽のための協奏曲》。ロシアのギタリストで作曲家、ニキータ・コシュキンの《ベルゲン協奏曲》は、「スタイン=エーリク・オールセンのために」の献辞をもつ、ギターとフル・オーケストラのための協奏曲です。フルート奏者グルー・サンヴィークによるコシュキンの《フルートとギターのためのソナタ》の初録音でオールセンが共演したことからふたりは知り合い、フルートとギターのための組曲《Oratorium Lacrimae》が作曲され、オールセンの提案からこの協奏曲が生まれました。「新しい協奏曲は、先に書いた2つの協奏曲とはかなり異なる、幸せで新鮮な気分の音楽にしようと思った」(コシュキン)。3つの協奏曲は、アカデミー・オブ・セントマーティン・イン・ザ・フィールズをノルウェーのテリエ・ミケルセン(1957−)が指揮して共演、ロンドンのアビーロードスタジオで録音が行われました。サイモン・キルンのプロデュース、オールセンの8枚のアルバムをプロデュースしたアルネ・アクセルベルグの録音エンジニアリング。数々の録音でグラミー賞を受けたベテランふたりが参加し、「素晴らしい響きと雰囲気」のセッションが実現しました。

Artist

スタイン=エーリク・オールセン・・・1953年生まれ。ベルゲン音楽院とノルウェー国立音楽アカデミーに学び、卒業後、パリの国立高等音楽院のアレクサンドラ・ラゴヤとチェコのピアニスト、イジー・フリンカに師事。1974年、スウェーデンで行われたエクスポ・ノール・フェスティヴァルにノルウェーを代表して出場し、プロのギタリストとしてのキャリアをスタートさせました。1986年、ロンドンのウィグモアホールにデビュー。ベルゲン大学の音楽学部、グリーグ・アカデミーの教授を務め、ソリスト、室内楽奏者として活動しています。
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