- アーティスト:ヘンニング・クラッゲルード
- レーベル:SIMAX
- 品番:PSC-1348
- ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:73:08
『ゴルトベルク変奏曲+トペリウス変奏曲』
ヘンニング・クラッゲルード
PSC-1353
ヘンニング・クラッゲルード(1973–):分点
午後 - ハ調の協奏曲、
夕暮れ - 変ホ調の協奏曲、
夜 - 嬰へ調の協奏曲、
朝 - ハ調の協奏曲、ハ長調 - 序曲
ヘンニング・クラッゲルード(ヴァイオリン、リーダー)
アークティック・フィルハーモニック室内管弦楽団
録音 :2014年6月2日6日 グロンノーセン教会(トロムソ、ノルウェー)
制作 :ショーン・ルイス
録音 :アルネ・アクセルベルグ
★ノルウェーのヘンニング・クラッゲルードは、彼の世代を代表するヴァイオリニストとしてコンサートや各国のオーケストラとの共演をつづけながら、作曲家としても活動しています。Simax Classicsが新しいアルバムで紹介する《分点》は、ノルウェーの作家、『ソフィーの世界』で知られるヨースタイン・ゴルデル(1952–)とのコラボレーションから生まれた作品です。「春分」と「秋分」の《分点》。ゴルデルの『カードミステリー』から着想を得た「ヴァイオリンと室内オーケストラのための全調性による24の後奏曲」は、ロンドンのグリニッジ公園からアイスランドのイースフィヨルズルのホルンまで、24のタイムゾーン(時間帯)の「音楽による旅」として作られ、「午後」から「朝」まで、一日の時をタイトルとする6楽章の「協奏曲」4曲と「終曲」の〈序曲〉から構成されています。それぞれの楽章は、「『意気消沈』や『幻影』の変ホ短調」といった、調性から感じられるとされるイメージを基本に、バロック、シンディングの後期ロマンティシズムやグリーグのナショナルロマンティシズム、バルトークやリヒャルト・シュトラウスをはじめとする作曲家たちさまざまなスタイルも反映しながら、書かれています。《分点》は、クラッゲルードが2012年から芸術監督を務める、北極圏ノルウェー、トロムソのアークティック・フィルハーモニック室内管弦楽団の委嘱により作曲され、2014年の「北極光フェスティヴァル」で初演されました。全曲として、あるいは4つの単独の「協奏曲」としても演奏することができ、2015年夏のリーソール音楽祭ではヨースタイン・ゴルデルみずからナレーターを務めるスタイルで演奏されることになっています。