ハイドン:チェロ協奏曲第1番、モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲

クレメンス・ハーゲンによるハイドン「チェロ協奏曲第1番」
意欲的なカデンツァにも注目!

  • アーティスト:クレメンス・ハーゲン
  • レーベル:SIMAX
  • 品番:PSC-1351
  • ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:56:19

TRACK LIST

ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb-1(カデンツァ第1&2楽章:ヘニング・クラッゲルード)
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364

クレメンス・ハーゲン(チェロ:1698年製アントニオ・ストラディヴァリウス)
ヤン・ビョーランゲル(ヴァイオリン、音楽監督)
ラース・アネルス・トムテル(ヴィオラ)
1B1室内管弦楽団 
録音:2016年2月15-17日(ハイドン)、2016年3月18-19日(モーツァルト)
スタヴァンゲル・コンサートホール

★ハーゲン・クァルテットの創設以来のメンバーであり、現代を代表するチェリストの一人クレメンス・ハーゲンが遂にハイドンのチェロ協奏曲第1番を録音しました。ハイドンが楽長を務めていたエステルハージ家の宮廷楽団のチェロ奏者のために書かれたと言われ、1961年にプラハの国立博物館の蔵書の中から発見され知られるようになった作品。現在では明るく開放的な音楽に、チェロの華やかな技巧も味わうことができ、チェリストの重要なレパートリーの一つとして定着しています。クレメンス・ハーゲンはこの録音で現代のノルウェー人ヴァイオリニスト、ヘニング・クラッゲルードによるカデンツァを使用しています。バロック時代の痕跡も感じられるハイドンの音楽と現代音楽との大きなギャップが印象的。分散和音の鮮やかな弓さばき、目の覚めるような華やかな技巧、そしてクァルテットのメンバーとして培ったハイドンへの深い共感を感じ取ることのできる演奏です。
★カップリングには、モーツァルトのヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲を収録。1B1室内管弦楽団の音楽監督を務めるヴァイオリニストのヤン・ビョーランゲルとノルウェーを代表するヴィオラ奏者のラース・アネルス・トムテルによる演奏。名手2人がオーケストラと渡り合う協奏曲。オケは控えめながら全体を支える安定感があり、ソロのヴァイオリンとヴィオラの対話がより際立ちます。
★スタヴァンゲルの弦楽アンサンブル「1B1」は、ビェルグステ1番地(Bjergsted 1)を本拠とするモダン楽器アンサンブル。スタヴァンゲルが2008年の「ヨーロッパ文化の首都」に選ばれた際、スタヴァンゲル大学で教える音楽家と最優秀の学生たちにスタンヴァンゲル交響楽団のメンバーを加え創設されました。

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