クロスオーバーなヴァイオリニストとして活躍!
クリスチャン・ハウズ新作はアメリカ人としてルーツを見つめた作品
ベン・ウィリアムス、グレッグ・ハッチンソンも参加
- アーティスト:Christian Howes
- レーベル:RESONANCE RECORDS
- 品番:RCD-1024
- ジャンル:ジャンルジャズ
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
クロスオーバーなヴァイオリニストとして活躍!
クリスチャン・ハウズ新作はアメリカ人としてルーツを見つめた作品
ベン・ウィリアムス、グレッグ・ハッチンソンも参加
Christian Howes / American Spirit
1. America (L. Bernstein) (4:30)
2. Both Sides Now (Joni Mitchell) (5:45)
3. Once Upon a Time in America (E.Morricone) (4:52)
4. Just a Closer Walk (Public Domain) (5:56)
5. Galop (from Souvenirs, Op 20 VI)(S.Barber) (7:11)
6. American Spirit (C. Howes) (6:23)
7. T’Aint Nobody’s Bizness (F. Waller) (4:50)
8. Amazing (C. Howes) (5:05)
9. Shenandoah(Public Domain) (4:18)
10. Angela (Theme from “Taxi”) (B. James) (5:09)
11. Postlude (C. Howes) (4:13)
メンバー:
Christian Howes (vln, octave geiger), Josh Nelson (p, M1, 3-7, 10), Hamilton Hardin (org, p-M 2, 4, 8, 9), Ben Williams(b), Gregory Hutchinson(ds), Polly Gibbons (vo, M7, 9)
★クロスオーヴァーなフィールドで活躍し、もっとも才能溢れるヴァイオリニストの一人として、注目を集めるクリスチャン・ハウズの最新作品。
★D.D.ジャクソン・バンドのメンバーで、彗星のごとくその名を知らしめ、同グループで来日したのは、2000年のこと。今や、もう15年も前の話になりますが、ヤマハのアーティストとしても精力的な活動をするハウズは、近年もコンサート及び、レクチャーという形でしばしば来日も果たしています。
★そんなハウズは、前作ではリシャール・ガリアーノとのコンビネーションによって、ラテン音楽の魅力を描きだしましたが、今回の作品は、アメリカ人として自らのルーツを見つめ、アイデンティティを表現した作品になりました。
★きっかけは、モンテネグロ、そしてウクライナを訪問したこと。紛争にも巻き込まれたそれらの国への訪問によって、“それぞれの人のルーツ”、そして、人々が“故国に寄せる思い”を感じ、自らを照射。アメリカ人とは、という問いの元に選曲をし、制作をしたとのことです。
★選ばれた楽曲は映画『ウエスト・サイド・ストーリー』の曲“アメリカ”を始め、ジョニ・ミッチェルの名曲”Both Sides Now(青春の光と影)”,そして、イタリア人の作曲家エンニオ・モリコーネが描いた“ワンス・アポン・ナ・タイム・イン・アメリカ”、また、カントリーや、ゴスペルの心が溢れる曲あれば、スウィング・ジャズの巨匠ファッツ・ウォーラーの楽曲あり、オリジナルあり。結果として、リスナーは、時代や、土地をひとっ飛び。アメリカという国の歴史や、多様性を感じられる作品に仕上がりました。
★ジャズ・ヴァイオリンとしてのみならず、メロディアスでポップなセンスも溢れるハウズだけに、ジャズという枠組みにこだわらず、楽しめるのも魅力。ベン・ウィリアムス、グレッグ・ハッチンソンと、リズム・セクションの充実も見逃せません。