優秀録音
ロイヤル・コンセルトヘボウ・ウッドウインズ フルートのバイノン、
オーボエのナバロ、クラリネットのパテー
首席メンバー等による極上の室内楽アルバム
- アーティスト:エミリー・バイノン、ルーカス・マシアス・ナバロ、オリヴィエ・パテー、グスターボ・ヌニェス
- レーベル:RCO LIVE
- 品番:RCO-15008
- ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- 録音情報など:DSD5.0 マルチチャンネル ステレオ
- 収録時間:59:59
優秀録音
ロイヤル・コンセルトヘボウ・ウッドウインズ フルートのバイノン、
オーボエのナバロ、クラリネットのパテー
首席メンバー等による極上の室内楽アルバム
「ロイヤル・コンセルトヘボウ・ウッドウインズ」
・ヤナーチェク:青春 (1924) [17’11]※
録音:2015年1月9日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(セッション)
・マルチヌー:ピアノと木管楽器のための六重奏曲 H. 174 (1929) * [15’14]
録音:2015年5月19日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(セッション)
・ヴェレシュ:オーボエ、クラリネットとファゴットのためのソナティナ (1931)[9’14]
録音:2015年6月16日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(セッション)
・プーランク:六重奏曲 (1932-39) [18’01]
録音:2015年6月26日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(セッション)
エミリー・バイノン(フルート:首席) ルーカス・マシアス・ナバロ(オーボエ:首席)
オリヴィエ・パテー(クラリネット:首席) ダヴィデ・ラットゥアーダ(バス・クラリネット)※
グスターボ・ヌニェス(ファゴット:首席) ヨス・デ・ランヘ(ファゴット)*
フォンス・フェルスパーンドンク(ホルン) イェルーン・バル(ピアノ)
プロデューサー、レコーディング・エンジニア&エディター:エヴェレット・ポーター(Polyhymnia International)
アシスタント・エンジニア:ロラン・ジュリュス、カレル・ブリュッヘマン(Polyhymnia International)
★SACDハイブリッド盤。「ロイヤル・コンセルトヘボウ・ブラス」による2枚(RCO 07002、RCO 14010)で黄金の金管セクションをフィーチャーしたのに続いて、こんどは楽団の誇る木管メンバーが注目のアルバムをRCO Liveよりリリース。
名門コンセルトヘボウ管弦楽団のほとんどの団員は、オーケストラとしての活動と同じように、伝統的に室内楽への取り組みに目がなく、木管セクションも例外ではありません。過去にはコンセルトヘボウ六重奏団(1909-37)やダンツィ五重奏団(1958-78)といったアンサンブルがオランダ国内だけでなく国際的に成功を収めてきました。
そうした伝統に対して敬意を表して製作されたこのアルバムには、ルーセル作の「ディヴェルティスマン」に触発されたヤナーチェク、敬愛するルーセルに師事した時期のマルチヌー、やはりルーセルの「ディヴェルティスマン」をモデルとしたプーランクの傑作、そして母国ハンガリーの民俗音楽の影響が色濃いヴェレシュの初期作品と、すべて20世紀に書かれた、このジャンルの重要レパートリーが収められています。
それにしても、フルートのバイノン、オーボエのナバロ、クラリネットのパテー、ファゴットのヌニェスら首席奏者たちが集った顔触れの豪華なこと。ふくよかでやわらかく、カラフルな音色にうっとりさせられるのはもちろん、アンサンブルの呼吸もばっちりで、極め付きの演奏を楽しめます。