ヒエロニムス・ボス没後500年を記念して
RCOがデトレフ・グラナートにレクイエム委嘱
世界初演
- アーティスト:マルクス・シュテンツ
- レーベル:RCO LIVE
- 品番:RCO-17005
- ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- 収録時間:89:09
ヒエロニムス・ボス没後500年を記念して
RCOがデトレフ・グラナートにレクイエム委嘱
世界初演
デトレフ・グラナート(1960-):ヒエロニムス・ボスのためのレクイエム(世界初録音)
1 De Demonibus
2 Requiem Aeternam
3 Gula
4 Absolve Domine
5 Ira
6 Dies Iræ
7 Invidia
8 Juste judex
9 Organ solo
10 Acedia
11 Domine, Jesu Christe
12 Superbia
13 Sanctus
14 Luxuria
15 Agnus Dei
16 Avaritia
17 Libera Me & Peccatum
18 In Paradisum
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
マルクス・シュテンツ(指揮)
オランダ放送合唱団(合唱指揮:エドワード・キャズウェル)
デイヴィット・ウィルソン・ジョンソン(バリトン/語り)
アガ・ミコライ(ソプラノ)
ウルズラ・ヘッセ・フォン・デン・シュタイネン(メゾ・ソプラノ)
ゲアハルト・ジーゲル(テノール)
クリストフ・シュトレール(バス)
レオ・ファン・ドゥセラール(オルガン)
録音:2016年11月5日、コンセルトヘボウ、アムステルダム、ライヴ
★初期ネーデルランド絵画の中で異彩を放つヒエロニムス・ボス。現存する作品は約45点余りと少なく、悪魔、天使、聖人などが描かれ、幻想的な独特の世界観は、後世の画家に大きな影響を与えました。2016年没後500周年を迎え、ロイヤル・コンセルトヘボウ管がレジデンス・コンポーザーであるデトレフ・グラナートに作品を委嘱。ソリスト、合唱、オルガン、オーケストラのための「ヒエロニムス・ボスのためのレクイエム」が2016年11月5日にアムステルダム、コンセルトヘボウで初演されました。デトレフ・グラナートは国立ケルン音楽大学でハンス・ヴェルナー・ヘンツェに作曲を学ぶ。1988年にヘンツェが創設した現代音楽祭ミュンヘン・ビエンナーレで最初のオペラを発表し、以来現代ドイツを代表するオペラ作曲家として知られています。彼の作風は、現代的な視点からロマン派や古典派の音楽を新たに再構築した抒情的な音楽を特徴としています。2011年から2017年までロイヤル・コンセルトヘボウ管のレジデント・コンポーザーとして作品を発表しています。グラナートはボスの絵画とテキストを対応させ、通常のレクイエムの典礼文に、カルミナ・ブラーナの写本を組み合わせた様式で作曲。そしてボスの初期の代表作「七つの大罪と四終」に倣い、レクイエムの各楽曲には七つの大罪の詩が付けられています。