ベルギーの歴史を感動的に描いた幻の超大作が最新録音で登場
- アーティスト:マーティン・ブラビンズ
- レーベル:RFP
- 品番:RFP-009
- ジャンル:ジャンルクラシック声楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:2CD
- 収録時間:90:16
ベルギーの歴史を感動的に描いた幻の超大作が最新録音で登場
ペーテル・ブノワ:歴史的オラトリオ「スヘルデ」(1868)
少女:キャシー・ヴァン・ロワ(Sop)、少年:ハイス・ヴァン・デア・リンデン(Ten)、
詩人・芸術家・アルテヴェルデの幽霊:ヴェルナー・ヴァン・メヘレン(Br)、
船乗り、ザネキンの幽霊、オラニエ公ウィレムの幽霊:クリス・ブリグ(Br)、
百合党司令官:ヴィレム・ヴァン・デア・ヘイデン(Ten)、
マーティン・ブラビンズ(指揮)ロイヤル・フランダース・フィル、
フランダース放送合唱団、オランダ放送合唱団
[ 録音:2013年8月30日/アントワープ(ライヴ)]
★ペーテル(ピーテルとも)・ブノワ(1834-1901)はベルギーの作曲家。フランドル音楽の水準をひきあげ、民族意識を鼓舞させるべく奮闘しました。ブノワは同世代のフランクと異なり、フラマン語を用いて作曲することで強い民族精神を示しました。その代表作「スヘルデ」がついにヴェールを脱ぎました。スヘルデとはベルギーを流れる河川で、スメタナの「モルダウ」のようにフラマン人の民族の象徴となっています。この川を語り手に、フラマンの歴史を3部にわけて描く90分の大作。太古から90年戦争まで、フラマンの自治を守るための周辺民族との抗争を題材としていますが、オペラ的な迫力と美しく感動的なメロディにあふれていて、まさに隠れた逸品の発見。日本でもおなじみのブラビンスがロイヤル・フランダース・フィルと壮大な音の壁画を作り上げています。