イタリアジャズの充実ぶりを伝える トンマーゾ兄弟らによるQuartetto Di Lucca クールなグルーヴ感が光る"Night in Tunisia”など最高!
QUARTETTO DI LUCCA / Quartetto
(SideA)
A1 Quartetto
A2 Soft Winds
A3 Night In Tunisia
(SideB)
B1 Estate '61
B2 Gabry
B3 Blues Fopr Carole #2
B4 Like Someone In Love
B5 I Sette Peccati
メンバー:Vito Tommaso(p), Antonello Vannucchi(vib), Giovanni Tommaso(b), Giampiero Giusti(ds)
Artist
☆1957年にクインテットとして結成され、後にギタリストのガエターノ・マリアーニが抜けることによってMJQと同じ編成となった“Quartetto Di Lucca”の1961年録音作『Quartetto』(RCA)は、編成を生かしたクールでグルーヴィな編曲とホットなソロとを同時に楽しめる素晴らしい内容。
☆ピアニストのヴィトとベース奏者ジョヴァンニのトンマーゾ兄弟、ヴァイブのアントネッロ・ヴァンヌッチ、ドラムのジャンピエロ・ジュスティで構成されるこのグループの演奏は、当時のイタリアン・ジャズ・シーンの充実ぶりを物語るもので、彼らは1959年に短期間ながらチェット・ベイカーのバック・バンドとしても活動しました。
☆なお、CDにはボーナス・トラックとして3曲が追加されていますが、これらは“Quartetto Di Lucca”の初レコーディングで、59年5月にローマでRCAのために録音されたものです。