Love Stone

硬派な路線を貫き通してきたJD アレンの新たな一面!
前作と同メンバーでのバラード集
手練れ達のリラックスしたハイレベルな演奏を堪能!!

  • アーティスト:JD Allen
  • レーベル:SAVANT RECORDS
  • 品番:SCD-2169
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 入荷予定時期:2018年7月上旬

TRACK LIST

JD Allen / Love Stone

1. Stranger in Paradise (G. Forrest / R. Wright) 6:06
2. Until the Real Thing Comes Along
 (S. Cahn / S. Chaplin / L.E. Freeman / A. Nichols / M. Holiner) 5:05
3. Why Was I Born (J. Kern / O. Hammerstein II) 5:26
4. You’re My Thrill (B. Lane / N. Washington) 5:07
5. Come All Ye Fair and Tender Ladies (P.D.) 4:35
6. Put On a Happy Face (L. Adams / C. Strouse) 4:58
7. Prisoner of Love (R. Columbo / C. Gaskill / L. Robin) 4:39
8. Someday (You’ll Want Me to Want You) (J. Hodges) 3:58
9. Gone With the Wind (H. Magidson / A. Wrubel) 4:55

メンバー:JD Allen(ts), Liberty Ellman(g), Gregg August(b), Rudy Royston(ds)

◆硬派な路線を貫き通してきたJDアレン。10年以上不動のコードレス・トリオの他、ピアニストを迎えたカルテット作などもリリースしてきたが、方向性はあくまでもコルトレーンやウェイン・ショーター等に代表されるスピリチュアルなもの。前作も、そのトリオにギターのリバティ・エルマンを迎えた、全曲オリジナルの会心の一作であった。
◆そして今作は、今までと打って変わり、ジャズ・スタンダードやポップス等の名曲を取り上げたバラード集である。
◆ライナーノーツにはアレン自身の言葉が手紙風に記されており、そこには、思うところがあり、今回は今までとは違う方向性でいく旨などが述べられている。とはいえ、バラードにおける歌詞の重要性も語り、インストにもかかわらず特にアレン自身と共鳴する箇所の歌詞を載せているところなどから、バラードを演奏することへの真摯な姿勢も伺える。
◆メンバーは前作と同じ、ギターの入ったカルテット。奇をてらうことなくシンプルに歌い上げているが、さすがこのメンバーだけあり水面下での音のやりとりはハイレベルで、和音をあまり厚くせずオブリガート的に合間を縫うギターや、音楽の流れに沿ってしなやかに変化するドラミングなど、非常に音楽的な内容だ。コルトレーンやショーターなどが引き合いに出されるアレンだが、今作では、ストレートな音使いや野太いトーン、レイドバックなリズムで、デクスター・ゴードンを思わせるプレイをしている。
◆アレンは「心配しないで。私は私自身のストーリーを書くのを諦めたわけじゃないよ。」とも語っており、今作は手練れ達のリラックスした演奏を堪能しつつ、今後の硬派路線にも期待したい。

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