旅の途中

ブラジル音楽をルーツした至福のアコースティック・サウンド
渋谷毅とのDuoと共に平田王子が温めてきたトリオ初録音
サウダージと日本人の感性が響き合う10編!

  • アーティスト:平田王子 - 大口純一郎 - 宮野裕司
  • レーベル:SORAMAME RECORD
  • 品番:SMME-1709
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:¥2,400 + 税
  • 形態:CD
  • 付属品:日本語解説付

TRACK LIST

平田王子 - 大口純一郎 - 宮野裕司 / 旅の途中

01. イマージェン Imagem (05:49)
Music : Luiz Eça/Lyrics : Aloysio Oliveira
02. 音楽の理由 A razão da música (05:17)
平田王子
03. 牡丹雪 Botayuki (03:42)
平田王子 
04. ムイト・ア・ヴォンターヂ Muito à vontade (03:16)
Music : João Donato/Lyrics : Lysias Ênio  
05. ヌウアヌ渓谷の滝 Ka wailele o Nu’uanu (05:16)
Jay Kauka
06. ペドラ・ボニータ Pedra bonita (04:10)
Mario Adnet
07. みどりいろの雨 Rain in green -Em homenagem a Takeshi Shibuya- (03:16)
平田王子
08. 夜間飛行 Vôo noturno (06:10)
平田王子 
09. ヴァイ・パッサール Vai passar (05:28)
Music : Francis Hime/Lyrics : Chico Buarque 
10. 旅の途中 No meio da viagem (07:18)
平田王子 

メンバー:平田王子(vo, g), 大口純一郎(p), 宮野裕司(as, cl, fl)

★ブラジル音楽を中心として独自の音楽世界を切り拓き、熱心な音楽ファンの間で支持を集める平田王子の最新作品。
★2011年に『Luz do Sol』をリリースして以来、渋谷毅とのデュオ・ユニット“Luz do Sol”では計3枚の作品を制作。現在に至るまで、 ツアーを含めて定期的なライヴも行い、音楽を深めていますが、そのデュオと共に、平田王子が折々にライヴを行ってきたのが、大口純一郎と宮野裕司とによるこのユニット。本作は国立の「奏(そう)」に集まって演奏をして以来4年ほどたったあたりに、録音されました。
★収録されている曲はこのメンバーで演奏し続けてきた10曲。
☆オープニングをはじめ、平田王子自身の音楽的なルーツであり、愛聴/愛奏するジョアン・ドナート、ルイス・エサといったブラジル音楽を4曲、もう一つの音楽の鍵であるハワイアンを1曲。楽曲が本来的にもつ美しさを見つめて描き出された<楽しさ>と<哀切>が混然となったボサなどのサウダージ感、また懐深く、神秘的な広がりを感じさせるハワイアンは、このユニットでも絶品。全体としてゆったりしたリズムに身をゆだね、音数も抑えめな対話の味わい・・・ドラムレスのアコースティック楽器三人の演奏には、美しいメロディはもちろんのこと、ハーモニー、音色、また呼吸一つ一つに至るまで温かさに満ちたものがあります。
☆一方、そうした楽曲と共に魅力的なのがオリジナルの5曲。どの曲もスタンダードと思えてしまうような趣きがありますが、本人がもっている繊細な感覚から生まれた心象風景、さりげなくもとっておきの日常、一方生きていくことの喜怒哀楽の感情を織り上げた詩※と、その詩の世界を表現していく曲は、様々な音楽の形をとりつつ、日本人としてのたおやかな感性がにじむ独自のもの。また2000年に初録音された“夜間飛行”、2008年に録音された“音楽の理由”といったように、長く演奏を続け、新たなアレンジで録音したものもあり、時を重ねた深みもたたえています。
★弦の刻むリズム、優しく繊細に絡むピアノ、木管の柔らかい響き、そして声・・・いつもの演奏仲間が集まったポジティヴな意味での日常感と、平田王子がアーティストとしてもった真摯な音楽への眼差しが合いまった極上のアコースティック・サウンド!Luz do Solのファンの方はもちろん、音楽の静かな神秘を楽しむ方々に広く聴いていただきたい作品です。
(※詩はポルトガル語とハワイ語)

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