Musings

NY最先端!気鋭のコンポーザー/アレンジャー
クリストファー・ズアー、デビュー作
NY及び、フランスで評価を受けるモダン・アンサンブル

  • アーティスト:Christopher Zuar Orchestra
  • レーベル:SUNNYSIDE
  • 品番:SSC-1434
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Christopher Zuar Orchestra / Musings

1. REMEMBRANCE
2. CHACONNE
3. VULNERABLE STATES
4. HA! (JOKE’S ON YOU)
5. SO CLOSE, YET SO FAR AWAY
6. ANTHEM
7. LONELY ROAD
8. 7 AN IS

COMPOSED, ARRANGED AND CONDUCTED BY CHRISTOPHER ZUAR

メンバー:
WOODWINDS
DAVE PIETRO, BEN KONO, JASON RIGBY, LUCAS PINO, BRIAN LANDRUS
TRUMPETS & FLUGELHORNS
TONY KADLECK, JON OWENS, MAT JODRELL, MATT HOLMAN TROMBONES
TIM ALBRIGHT, MATT McDONALD, ALAN FERBER, (BASS) MAX SIEGEL RHYTHM
PETE McCANN(ELECTRIC & ACOUSTIC GUITAR), FRANK CARLBERG(PIANO & FENDER RHODES),
JOHN H BERT(ACOUSTIC & ELECTRIC BASS), MARK FERBER(DRUMS), ROGERIO BOCCATO(PERCUSSION M=4, 6, 8),
JO LAWRY(VOICE M3.5.6.8)

★NYロングアイランド出身、若き気鋭のコンポーザー/アレンジャー、クリストファー・ズアーの初リーダー作。
★モーリス・アンドレ、ルイ・アームストロングに同時に魅了されたという少年は、小学生の時にトランペットを演奏し始め、クラシックとジャズ双方に興味を持っていたとのこと。しかし、ピアニストでありコンポーザー、アレンジャーとして活躍するマイク・ホロバーとの邂逅によって作曲に興味を持ったズアーはニュー・イングランド・コンサヴァトリーに進学し、トランペッターから作曲家に転向。本作にも参加しているフランク・カルバーグに学んだほか、NYに戻っては、ボブ・ブルックマイヤーが創設したBMIジャズ・コンポーザーズ・ワークショップに参加してジム・マクニーリーに師事。この経歴をみただけでも、ズアーが現代のアメリカにおいて、いかに着実に道を歩んできたかが明らかでしょう。
★もちろんボブ・ブルックマイヤーを含め、ギル・エヴァンスやサド・ジョーンズといった数々のレジェンドにインスパイアされたのは言うまでもないこと。と同時に、ズアーは作曲やスコアにおいて詩的なメロディと豊かなハーモニーに、より重きを置きフォーカスして行ったようです。
★メンターであるホロバーをプロデューサーにも迎えた本作は、緻密でアカデミックなアンサンブル・サウンドと、フレキシブルなメンバーの演奏が結実した秀作。ズアーの幼少時代の思い出と今後の人生を合いまみえさせたというノスタルジックなメロディが印象的なオープンニングを始め、どの曲も壮大なアンサンブルと、各人のソロが詩的に絡み合い、時に拮抗するドラマティックなナンバー揃い。また数曲でフィーチャーされるジョー・ローリーの透明感を感じさせるヴォーカリーズも、サウダージに通じるような哀感を感じさせ、彩を添えています。
★また、ズアーが尊敬するバッハの“シャコンヌ”に影響されたという楽曲(M2)や、鬼才エグベルト・ジスモンチの瑞々しいメロディが鮮やかな名曲を、カルバーグの思慮に富むピアノとクラリネットの響きを活かして描いたラストも聴き逃せません。
★メンバーは、デイヴ・ピエトロ、ジェイソン・リグビー、アラン・ファーバー、ピート・マッキャン・・そして、もう一人の師匠であるフランク・カルバーグら、熟練の年長メンバーが中心。しかし、ここでは皆がズアーのコンポジション/アレンジの世界をリスペクトする仲間たち!!
★マリア・シュナイダーらが切り拓いた現代のアンサンブルの流れに身を置き、堂々とした船出を見せた注目の一作。現在29歳。NY他、フランスのラジオ曲でも評価が高い一作です。

≪挾間美帆さんから推薦コメント!!≫
NY発・美しい最先端ビッグバンドサウンド。
多彩で、繊細で、男らしさだけでなく彼の優しい性格が音の隅々から伝わってくる。ボブ・ブルックマイヤーやジム・マクニーリーなど数々のジャズ作曲家が太鼓判を押したのも頷ける、素晴らしいコンポーザーのデビュー作です。

6月19日(日)の題名のない音楽会でもクリストファー・ズアーのアレンジによるアンサンブル演奏が放送される予定!!
楽曲はなんとプリンスの“パープル・レイン”。気鋭のアレンジャーの興味深い一面が、放送されます!!

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