ジャズ界のアイアン・マン、ハロルド・メイバーン
エリック・アレキサンダーをフィーチャーした現代の「黄金のカルテット」
ジャズマン・オリジナルからスタンダード曲まで、ハードバップ魂が満載
NYでの重量級のライブ・ステージが堪能できる大注目盤!!
- アーティスト:Harold Mabern
- レーベル:Smoke Sessions Records
- 品番:SSR-1807
- ジャンル:ジャンルジャズ
- 価格:オープン価格
- 形態:2CD
ジャズ界のアイアン・マン、ハロルド・メイバーン
エリック・アレキサンダーをフィーチャーした現代の「黄金のカルテット」
ジャズマン・オリジナルからスタンダード曲まで、ハードバップ魂が満載
NYでの重量級のライブ・ステージが堪能できる大注目盤!!
Harold Mabern / The Iron Man : Live at Smoke
Disc 1
1. A Few Miles From Memphis (Harold Mabern) 7:32
2. I Get A Kick Out Of You (Cole Porter) 8:08
3. I Know That You Know (Vincent Youmans / Anne Caldwell) 4:48
4. I Remember Clifford (Benny Golson) 4:44
5. T-Bone Steak (Jimmy Smith) 9:28
6. Almost Like Being In Love (Frederick Lowe / Alan Jay Lerner) 8:49
7. Dear Lord (John Coltrane) 5:49
Disc 2
1. Nightlife In Tokyo (Harold Mabern) 9:45
2. She’s Out Of My Life (Tom Bahler) 9:03
3. How Insensitive (Antônio Carlos Jobim / Norman Gimbel) 10:29
4. Mr. P.C. (John Coltrane) 5:07
5. On A Clear Day (You Can See Forever) (Burton Lane / Alan Jay Lerner) 6:34
6. You Are Too Beautiful (Richard Rodgers / Lorenz Hart) 7:14
7. Rakin’And Scrapin’ (Harold Mabern) 5:43
メンバー:
Harold Mabern (p),
Eric Alexander (ts), John Webber (b), Joe Farnsworth (ds)
Recorded January 7, 2018 at Smoke Jazz Club in New York City.
■ジャズ界の「アイアン・マン(鉄人)」ハロルド・メイバーンの26作目のリーダー・アルバムが登場。スモーク・セッション・レコードからは4作目のアルバム。エリック・アレキサンダーをフィーチャーした同カルテットのライブ盤は1999年3月の東京原宿キーノートの録音以来、約20年振りになる。 ■2017年12月17日からNYのジャズクラブ、スモークで行われた「カウントダウン2018-ジョン・コルトレーン・フェスティバル」と題された「ハロルド・メイバーン・カルテット・フィーチャリング・エリック・アレキサンダー」の21日間連続のライブ。毎晩同カルテットにゲスト・プレーヤーが参加し、3セットに亘って演奏。本作は最終日1月7日(日)の61、62、63セット目のステージをライブ収録したもの。 ■実はメイバーンが意図したライブ録音は2日前の1月5、6日(金、土)に終了しており(このライブ録音も後日発売予定)、1月7日にあえて録音する必要はなかったが、メンバーはライブ録音というプレッシャーもなくリラックスした雰囲気の中でいつものお気に入りの曲を演奏。収録された曲の出来がどれも良いので本作の発売が先行されたとのこと。 ■テナーのエリック・アレキサンダーは1987年からメイバーンに師事し、エリック・アレキサンダーとの同カルテットはもう30年近く続いている長寿グループ。まさに現代のコルトレーン、マッコイ・タイナー、エルヴィン・ジョーンズの「黄金のカルテット」を彷彿とさせるグルーブである。ドラムスのジョー・ファンズワースはエリックと同じウイリアム・パターソン大学の盟友で白人ドラマーとしてトップクラスの人気と実力の持ち主。白人ベーシストのジョン・ウェバーもナット・リーブスと共に同グループで長年活躍している。 ■収録曲はエリック・アレキサンダーのカルテットでもよく演奏されるお馴染みの曲ばかり。オープニング曲の“A Few Miles From Memphis”は1968年にプレスティッジレコードから発売されたメイバーンのデビューアルバムのタイトルチューン。他にもリー・モーガンとの共演で有名な“Rakin’and Scrapin’”他メイバーンのオリジナル曲が全3曲。ジャズマン・オリジナルやスタンダード曲、エリック・アレキサンダーが良くライブで披露するマイケル・ジャクソンの名曲“She’s Out of My Life”がエリック・アレキサンダーの珠玉のバラード演奏で収録されている。 ■今年82歳のメイバーン、そのプレイはファンキーで年々若返っているようだ。ある時はウイントン・ケリーのように、またある時はマッコイ・タイナーのように。もちろんメイバーンはワン・アンド・オンリーのピアニストである。ソロの合間に別な曲のフレーズがどんどん出てきて湧き上がるアイデアと情熱には頭が下がります。日本には毎年コンスタントに自己のトリオで来日しており、その健在ぶりを証明している。ジャズ界の「アイアン・マン」には目が離せない。