今までやりたかったことが実現できて
この作品は自分のターニングポイントになった~エリック・リード
様々な種類の曲が持っている可能性をジャズに取り込んだ注目作!
- アーティスト:Eric Reed
- レーベル:Smoke Sessions Records
- 品番:SSR-1902
- ジャンル:ジャンルジャズ
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
今までやりたかったことが実現できて
この作品は自分のターニングポイントになった~エリック・リード
様々な種類の曲が持っている可能性をジャズに取り込んだ注目作!
Everybody Gets the Blues
1.Everybody Gets the Blues (Eric Reed) 3:51
2.Cedar Waltzin’ ~ Don’t You Worry ‘bout a Thing
(Eric Reed ~ Stevie Wonder) 8:23
3.Naima (John Coltrane) 5:28
4.Martha’s Prize (Cedar Walton) 7:49
5.Yesterday~Yesterdays
(John Lennon / Paul McCartney ~ Jerome Kern / Otto Harbach) 6:07
6.Up Jumped Spring (Freddie Hubbard) 8:48
7.Dear Bud (Eric Reed) 5:00
8.New Morning (Eric Reed) 9:30
9.Road Life (James Williams) 4:36
メンバー:Eric Reed (p & fender rhodes), Tim Green (as, ss),
Mike Gurrola (b), McClenty Hunter (ds), Recorded November 6,
2018 at Sear Sound Studio C in New York City on a Neve 8038 Custom Console.
■1970年生まれ、フィラデルフィア出身のピアニスト、エリック・リードの最新スタジオ録音が登場。SavantレーベルやMaxJazz、日本のレーベル等からピアノ・トリオや様々なフォーマットの録音を発表しているがSmoke SessionsRecordsからは2014年以来久々の発売。 ■最近はセロニアス・モンクをテーマにした作品等を立て続けに発表しているが、本作はエリック・リードが影響を受け、想い入れのある様々なアーティストの曲をとりあげ、新しい味付けと解釈で演奏している。エリック・リードのオリジナルが3曲、他の6曲はシダー・ウォルトン、スティービー・ワンダー、ビートルズ、ジョン・コルトレーン、フレディ・ハバード等の有名曲が新鮮なアレンジで収録されている。 ■録音は近年エリックと共に活動している懇意のメンバーとのカルテット編成。2018年もこの録音メンバーでヴィレッジ・ヴァンガードに出演した。2008年のモンク・コンペティションで2位の実力を持つ若手アルト奏者ティム・グリーン、ベーシストはエリック・リードとの共演歴も長いマイク・グローラ、ドラムスはNYのジャズシーンで活躍中のマクレンティー・ハンターが参加している。 ■アルバムはゆったりとしてオーソドックスなピアノ・トリオ演奏のタイトルチューン“Everybody Gets the Blues”からスタートする。2曲目の“Cedar Waltzin”はエリックが2006年にシダー・ウォルトンに書いた曲、シダーはこの曲をとても喜んでくれてエリックはそのことを大変誇りに思っていたそうだ。シダーが好きだったスティーヴィー・ワンダーの曲がエンディングに付け加えられている。その他、コルトレーンの“Naima”はFender Rhodesを使っての演奏、2017年のアルバム『A Light in Darkness』ではソロで収録されていたビートルズの“Yesterday”とスタンダード曲の“Yesterdays”が交互に出てくるスローバラード(M5)も興味深い。その他フレディー・ハバード作曲のワルツ“Up Jumped Spring”とお馴染みの曲のオンパレード。 ■それぞれの曲が持つ無限の可能性をジャズに取り込んだ聴きごたえのある注目作。「長い間、私は自分の本能を無視しました」とエリック。「遠回りをしましたが、私はあらゆる種類の人々や異なる種類の音楽で遊び始めました。このアルバムは私にとってのターニングポイントです。 やろうと思っていたことをやっと始めました。」と。