超ベテラン・シンガー、メアリー・スタリングスの久々の最新作!
エディ・ヘンダーソン(tp)、ヴィンセント・ハーリング(as)、デビッド・ヘイゼルタイン(p) 等
豪華ジャズメンをバックに従えモダンジャズのヒットナンバーを熱唱!
- アーティスト:Mary Stallings
- レーベル:Smoke Sessions Records
- 品番:SSR-1903
- ジャンル:ジャンルジャズ
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 入荷予定時期:2019年5月中旬
超ベテラン・シンガー、メアリー・スタリングスの久々の最新作!
エディ・ヘンダーソン(tp)、ヴィンセント・ハーリング(as)、デビッド・ヘイゼルタイン(p) 等
豪華ジャズメンをバックに従えモダンジャズのヒットナンバーを熱唱!
Mary Stallings / Songs Were Made to Sing
1. Stolen Moments (Oliver Nelson / Peggy Stern)
2. Lover Man (Jimmy Davis, Ram Ramirez, and Jimmy Sherman)
3. Blue Monk (Thelonious Monk / Abbey Lincoln)
4. Ill Wind (Harold Arlen / Ted Kohler)
5. While You’re Young (Alec Wilder & Morty Politz / Bill Engvick)
6. Lady Bird (Tadd Dameron / Stanley Cornfield)
7. When I Close My Eyes (Carol Robbins / K. Lawrence Dunham)
8. Prelude to a Kiss (Duke Ellington / Irving Gordon & Irving Mills)
9. Third Time Is the Charm (Charles Metcalf / K. Lawrence Dunham)
10. ’Round Midnight (Thelonious Monk & Cootie Williams / Bernard Hanighen)
11. Soul Mates (Horace Silver)
12. Give Me the Simple Life (Rube Bloom / Harry Ruby)
13. Sugar (Stanley Turrentine / Rahsaan Roland Kirk)
メンバー:Mary Stallings (vo), Eddie Henderson (tp), Vincent Herring (as, ts), David Hazeltine (p), David “Happy” Williams (b), Joe Farnsworth (ds), Daniel Sadownick (perc, tracks 2 & 6)
All Arrangements by David Hazeltine
Recorded December 6, 2018 At Sear Sound Studio C In New York City On A Neve 8038 Custom Console.
■NYのジャズクラブSmokeが運営するSmoke Sessions Recordsより、1939年サンフランシスコ生まれの超ベテラン・シンガー、メアリー・スタリングスの最新作が登場。タイトルは「Songs Were Made to Sing」、まさに唄うためにある名曲のオンパレードである。
■2018年12月に録音された本作はバック・メンバーにエディ・ヘンダーソン(tp)、ヴィンセント・ハーリング(as,ts)、デビッド・ヘイゼルタイン(p)、デビッドウイリアムス(b)、ジョー・ファンズワース(ds) が参加した、ストレート・アヘッド色が強い超一流のヴォーカルアルバムである。
■メアリー・スタリングスであるが、このアルバムの録音時は79歳。70年代、80年代にかけてレコーディングに恵まれなかった時期もあったが、2010年にHighNoteレーベルと契約して4枚のアルバムを発表している。本作は2015年に発売された「Feelin’Good」(HCD-7272)以来、約4年振りの新作となる。
■収録曲は13曲、オリバー・ネルソン、セロニアス・モンク、デューク・エリントン、ホレス・シルバー等のジャズマン・スタンダード曲等を独特のフレージングで歌い上げている。曲のアレンジはNYの人気ピアニストのデビッド・ヘイゼルタイン、すべての曲でオリジナルを尊重した心地よいアレンジが光る。
■本作ではお馴染みのモダンジャズの有名曲を取り上げたが、彼女自身は決してノスタルジックに浸っているのではなく、自分のこれからのシンガーとしてのキャリアを突き進んでいこうという熱い意欲が感じとれる。メアリーの唱法はナンシー・ウィルソンやカーメン・マクレイのフレージングと似たところも感じさせられるが、どちらかというと日本では知名度が低いシンガーの一人である。このアルバムは、カーメン、ナンシー亡き後、ジャズ・ボーカル・シンガーとしての存在感を強烈にアピールした意欲作としてすべてのジャズファンにお勧めしたい。