ヤン・クルサーク(b.1934): インヴェンション第1番~室内オーケストラのための

ヤン・クルサーク生誕80周年記念リリース
半世紀に亘る創作の変遷が刻まれた 注目の連作「インヴェンション」

  • アーティスト:リボル・ペシェク ほか
  • レーベル:SUPRAPHON
  • 品番:SU-4163
  • ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2CD
  • 録音情報など:ステレオ
  • 収録時間:106:56:00

TRACK LIST

ヤン・クルサーク(b. 1934):
・インヴェンション第1番~室内オーケストラのための(1961)
 [収録:1964年/プラハ、ルドルフィヌム]
・インヴェンション第2番~室内オーケストラのための(1962) 
 [収録:1993 年/プラハ、国立技術博物館]
・インヴェンション第3番~弦楽器のための(1962) 
 [収録:1964年/プラハ、ルドルフィヌム]
・インヴェンション第4番『巣』~管弦楽のための(1964)※ 
 [収録:1964年/オロモウツ]
・インヴェンション第5番『チェスの試合』~木管五重奏のための(1965) 
 [収録:1970年/プラハ、スメツキー・スタジオ]
・インヴェンション第6番~九重奏のための(1969)※ 
 [収録:1970年プラハ、チェコ放送]
・インヴェンション第7番~管弦楽のための(1973)※ 
 [収録:1986年/ブルノ、デュクラ・スタジオ]
・インヴェンション第8番『円積問題』~小オーケストラのための(1973)※ 
 [収録:1995年/プラハ、リヒテンシュタイン宮殿]
・「秋に」-コントラルト、男声合唱と管弦楽のためのインヴェンション第9番(1992-2012)※
 [収録:2014年/プラハ、チェコ放送]
・「Tetragrammaton sive Nomina Eius」-管弦楽のためのインヴェンション第10番(1992)※
 [収録:2010年/プラハ、チェコ放送]

[ボーナス]
・消滅した幸福-管弦楽のための交響詩、夢3部作第3部(2006-2011)※ 
 [収録:2013年/プラハ、ルドルフィヌム]

チェンバー・ハルモニア・オーケストラ、リボル・ペシェク(指揮)アゴン、ペトル・コフロニュ(指揮)
チェコ九重奏団
ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団、ペトル・ヴロンスキー(指揮)
PKF- プラハ・フィルハーモニア、トマーシュ・ハヌス(指揮)
プラハ放送交響楽団、オンドジェイ・レナルト(指揮)ほか
※ライセンス音源

★カルト映画やテレビの劇伴の仕事、メッカ「ヤーラ・ツィムルマン劇場」との密接な結び付きなどでも知られる、チェコの現代音楽作曲家ヤン・クルサークが2014年に生誕80周年を迎えるのを記念して、母国SUPRAPHONがトリビュート・アルバムをリリース。
1934年プラハに生まれ、プラハ芸術アカデミーでヤロスラフ・ジートキーとパヴェル・ボシュコヴェツに作曲を学んだクルサークは、共産主義政権の妨害を受けながらも、新ウィーン楽派の技法、十二音セリー技法を採り入れようとした最初のチェコ人でもありました。
J. S.バッハで有名な用語を使って自らの様式を名付けたという、連作「インヴェンション」は、1961年完成の第1番以来、半世紀以上に亘り旺盛に様式の完成を追求したクルサークの創作を伝える注目のシリーズ。オーケストラのほか、男声合唱入りや木管五重奏など、10曲の編成はまちまちで、演奏時間も長いものは15分を越え、短いものでは4分にも満たないという具合にいろいろながら、クルサークも共に結成に関わったチェンバー・ハルモニア・オーケストラを指揮する盟友リボル・ペシェクほかによる充実の演奏と相俟って、見逃せない内容となっています。

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