スメタナ四重奏団の名録音から半世紀。
世界を魅了するパヴェル・ハース四重奏団が
満を持してスメタナを録音!!
- アーティスト:パヴェル・ハース四重奏団
- レーベル:SUPRAPHON
- 品番:SU-4172
- ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 録音情報など:D D D
- 収録時間:47:47
スメタナ四重奏団の名録音から半世紀。
世界を魅了するパヴェル・ハース四重奏団が
満を持してスメタナを録音!!
スメタナ(1824‐1884):
①弦楽四重奏曲第1番 ホ短調「わが生涯より」(1876)(28:32)
②弦楽四重奏曲第2番 ニ短調(1882‐83)(19:03)
パヴェル・ハース四重奏団【ヴェロニカ・ヤルツコヴァ(1stヴァイオリン)、マレク・ツヴィーベル(2ndヴァイオリン)、パヴェル・ニクル(ヴィオラ)、ペテル・ヤルシェク(チェロ)】
セッション録音:2014年11月29&30日、12月6&7日/ドモヴィナ・スタジオ、プラハ
★チェコを代表する実力派クァルテット、パヴェル・ハース四重奏団。英グラモフォン・アワード2011では、ドヴォルザークの「アメリカ」を収録したディスク(SU 4038 / KKC 5170)がレコード・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、これまでに数々の著名な賞を総なめにしてきました。今や世界に活躍の場を広げ、ヤナーチェク、ハース、ドヴォルザークといった祖国の作曲家の作品を中心に精力的な演奏活動を行っております。Supraphonレーベル通算6枚目となる最新アルバムは満を持してスメタナを取り上げました。
★スメタナの代表作のひとつに数えられる弦楽四重奏曲第1番「わが生涯より」は聴力を失った1876年10月頃から作曲を開始し同年末頃に完成されるも、技術的難などにより初演の引き受け手がすぐにはみつからず、完成から約2年後1879年3月26日に友人のスルブ=デブルノフの家でようやく試演、その3日後に公開初演されました(試演のみドヴォルザークがヴィオラを担当)。感情と主観のロマン派音楽の特徴を表したスメタナの傑作に数えられます。一方、1882年から翌83年に作曲された弦楽四重奏曲第2番は自由な形式の中に激しい衝動と悲愴感に満ちたドラマチックな作品です。なお、これら2作品はスメタナ四重奏団が、今回の録音場所と同一のドモヴィナ・スタジオにて1962年に3月にセッション録音した名盤(SU 4003)がSupaphonレーベルよりリリースされていますが、半世紀を過ぎた今、新時代を担うパヴェル・ハース四重奏団によって新たな名盤が誕生したと言えましょう!
パヴェル・ハース四重奏団
プロフィール2002年に結成されたパヴェル・ハース四重奏団は、イタリア、モザイク、ボロディン、アマデウスといった名だたる弦楽四重奏団のメンバー、さらにミラン・シュカンパ(元スメタナ四重奏団)やワルター・レヴィン(元ラ・サール四重奏団)といった多くの著名な演奏者から指導を受けてきました。2004年にフィレンツェでヴィットリオ・E・リムボッティ賞を受賞。翌年5月にはプラハの春の国際コンクールで優勝、さらにその翌月には世界三大弦楽四重奏コンクールのひとつパオロ・ボルチアーニ・コンクールでも優勝を飾り、若手屈指の実力派団体としてデビュー当初から高い注目を集めました。2009年には初来日を果たし、日本でも高い評価を得ました。同年、ヤナーチェクとハースの四重奏曲(SU 3877)を収したアルバムでSupraohonレーベルからデビュー。2007年にも同作曲家の四重奏曲(SU 3922)を録音し、「パヴェル・ハース」の名を冠すにふさわしい評価を確立しました。2010年にはプロコフィエフ(SU 3957)、さらにドヴォルザーク(SU 4038)の四重奏曲集をリリースし、このディスクはイギリス、グラモフォン誌のグラモフォン・アワード2011でレコード・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。また、2012年から第2ヴァイオリンにマレク・ツヴァイベルを加えての初録音となったシューベルトのアルバム(SU 4110)では、同誌グラモフォン・アワード2014の室内楽部門を受賞し、結成10年を過ぎ洗練されたアンサンブルでますます世界を魅了しています。
パヴェル・ハース四重奏団
SU-4195LP
パヴェル・ハース四重奏団
SU-4038LP
パヴェル・ハース四重奏団
SU-4195
パヴェル・ハース四重奏団
KKC-5668
パヴェル・ハース四重奏団
SU-4172