望郷の思いが込められた
マルティヌー晩年のカンタータ4作
- アーティスト:ルカーシュ・ヴァシレク
- レーベル:SUPRAPHON
- 品番:SU-4198
- ジャンル:ジャンルクラシック声楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
望郷の思いが込められた
マルティヌー晩年のカンタータ4作
マルティヌー:カンタータ集
『ジャガイモの煙の伝説』H.360(1956) ~混声合唱、ソプラノ、コントラルト、バリトン、フルート、クラリネット、フレンチホルン、アコーディオン、ピアノ
『泉開き』H.354(1955) ~女声合唱、ソプラノ、コントラルト、バリトン、語り、ヴァイオリン2、ヴィオラ、ピアノ
『タンポポのロマンス』H.364(1957) ~混声合唱、ソプラノ
『牧童ミケシュ』H.375(1959) ~混声合唱、ソプラノ、テノール、ヴァイオリン2、ヴィオラ、ピアノ
パウラ・ヴィコパロヴァ(ソプラノ) ルドミラ・フデチェコヴァー(コントラルト)
マルティン・スラヴィーク(テノール) イジー・ブリュックラー、ペトル・スヴォボダ(バリトン)
ヤロミール・メドゥーナ(語り) イーヴォ・カハーネク(ピアノ)
ベネヴィッツ四重奏団のメンバー、ほか
ルカーシュ・ヴァシレク(合唱指揮) プラハ・フィルハーモニック合唱団
録音:2015年10月22・23・26・29日、12月21日/プラハ、ルドルフィヌム
★長い亡命生活を強いられ、ついに祖国に帰ることなく世を去ったマルティヌーによる、晩年に書かれたカンタータ4題。まず1955年、子供の頃の友人である詩人ミロスラフ・ブレシュから受け取った短いテクストがきっかけとなり『泉開き』が書かれます。チェコの伝承に基づく詩に感化されたマルティヌーはその後もブレシュの詩によるカンタータの作曲を重ね、1959年、死の半年前に書かれた『牧童ミケシュ』まで計4曲を書きあげました。室内楽編成の器楽と歌で紡がれる、望郷の思いが込められた美しい音楽です。