ウルマン、クラーサ、シュルホフ、ハース:弦楽四重奏曲集

大阪国際室内楽コンクール&フェスタで優勝したベネヴィッツ・クァルテットが
20世紀前半に活躍したチェコの作曲家の作品を録音。

  • アーティスト:ベネヴィッツ・クァルテット
  • レーベル:SUPRAPHON
  • 品番:SU-4265
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:66:01
  • 入荷予定時期:2019年4月上旬

TRACK LIST

①ヴィクトル・ウルマン(1898-1944):弦楽四重奏曲第3番 Op.46(1943)
②ハンス・クラーサ(1894-1942):主題と変奏~弦楽四重奏のための(1935/36)
③エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):5つの小品~弦楽四重奏のための(1923)
④パヴェル・ハース(1899-1944):弦楽四重奏曲第2番 Op.7「猿山より」(打楽器つき版)(1925)

ベネヴィッツ・クァルテット【ヤクブ・フィッシャー(第1 ヴァイオリン)、
シュチェパン・イェジェク(第2 ヴァイオリン)、
イジー・ピンカス(ヴィオラ)、シュチェパン・ドレジャール(チェロ)】
④パヴェル・レーベルガー(パーカッション)
録音:2018年10月5、23、24日&11月1日/マルチーネク・スタジオ

★当ディスクは20世紀前半から中期にあたる第2次世界大戦時に活躍したチェコ(チェコスロバキア)の作曲家に焦点を当てたアルバムで、ヴィクトル・ウルマン、ハンス・クラーサ、エルヴィン・シュルホフ、パヴェル・ハースの作品を収録しました。ユダヤ系の両親に生まれたヴィクトル・ウルマン。生前カトリックに改宗してはいたもののナチス・ドイツがプラハに侵入したことにより1942年テレジン収容所に送られました。弦楽四重奏曲第3番はその収容所で作曲された作品です。パヴェル・ハース26歳の作「猿山より」は、チェコ=モラヴィア高地で過ごした夏の休日を回想して書かれたもの。師を思わせるメロディの魅力と、作品の特徴としてジャズのアドリブ語法の指示が強調されるように、実体は完全にハースの音楽となっています。 ★演奏のベネヴィッツ・クァルテットは1998年にプラハ音楽院にて結成。ソフィア王妃音楽大学にてR. シュミットに師事。2004年にはチェコ・フィルハーモニーのチェコ室内楽協会賞を受賞。同年、ARDミュンヘン国際コンクールでは本選に進出、セオドア・ログラー財団奨学金とベーレンライター原典版賞を獲得。2005年、第5回大阪国際室内楽コンクール&フェスタに優勝後、2008年にはイタリア、レッジョ・エミリアの第8回パオロ・ボルチアーニ国際クァルテットコンクールで優勝しております。
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