「人民の敵」と糾弾されたロスラヴェッツの魂の叫び
- アーティスト:オリヴァー・トリエンドル
- レーベル:TELOS
- 品番:TLS-226
- ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 録音情報など:DDD
- 収録時間:70:40
「人民の敵」と糾弾されたロスラヴェッツの魂の叫び
ロスラヴェッツ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
①24の前奏曲(1941/2)
②ヴァイオリン・ソナタ第6番
カミラ・シャッツ(ヴァイオリン)、オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)
録音:2016年6月27-29日、12月21日/ドイツ放送カンマームジーク・ザール(ケルン)
★ニコライ・ロスラヴェッツ(1981-1944)はロシア・アヴァンギャルドの作曲家。ソ連時代に「形式主義者」「人民の敵」として公職追放となり、近年まで禁じられた存在でした。モスクワ音楽院でヴァイオリンをフジマリーに師事したことから、ヴァイオリン作品も興味深いものがあります。「24の前奏曲」は最晩年の作で、新しい調性概念の追求が見られます。ヴァイオリン・ソナタ第6番は1930年代の作で、30分近い大作。かなり平明な作風で、叙情的な歌に満ちています。カミラ・シャッツはスイスの名女流で、説得力満点の演奏を繰り広げます。