3台のマリンバで繰り広げるバッハの音楽世界
- アーティスト:Trio SR9
- レーベル:NAIVE
- 品番:V-5426
- ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:51:00
3台のマリンバで繰り広げるバッハの音楽世界
マリンバでバッハ
J.S. バッハ:
1. 音楽の捧げものBWV1079
2. 無伴奏チェロ組曲BWV1011 ~プレリュード
3. トリオ・ソナタ第2番ハ短調BWV526
4. 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタBWV1003 ~グラーヴェ
5. フランス組曲第4番変ホ長調BWV815 ~アルマンド、クーラント
6. 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータBWV1002 ~サラバンド
7. フランス組曲第3番ロ短調BWV814 ~メヌエット
8. イギリス組曲第2番イ短調BWC807 ~ブレー
9. イギリス組曲第6番ニ短調BWV811 ~ジーグ
10. 平均律クラヴィーア曲集第1巻第3番BWV848 ~プレリュードとフーガ
11. トリオ・ソナタ第4番BWV528
Trio SR9(マリンンバ・アンサンブル)
ポール・シャンガルニエ、ニコラス・クーザン、アレクサンドル・エスペレ
録音:2015年6月15-19日イゼール、フランス
★マリンバ3台によるアンサンブルTrio SR9。2010年にリヨン国立高等音楽・舞踏学校の同窓生で結成されました。当初からJ.S. バッハの全作品を研究し、独自の方法でマリンバ用にアレンジを進めてきました。2012年ルクセンブルク国際打楽器コンクールで優勝し、キャリアがスタートしました。
中南米で生まれた大型の木琴楽器マリンバ。1910年代にはアメリカで製造が開始され、1935年にはマリンバ奏者であり後のマリンバ・メーカー「マッサー」の創業者クレア・オマール・マッサーがカーネギー・ホールでコンサートを開催し、その後パリをはじめとするヨーロッパ各地で公演し世界的な楽器として普及しました。楽器の歴史は浅いですが、カラフルで叙情的、そして力強い音楽を作り出すことのできる楽器として人々を魅了しています。
Trio SR9の魅力は、バッハの神秘的な「カノン進行」をマリンバ特有の音響や演奏技術を駆使して、見事な編曲を行っている点です。バッハ自身はマリンバという楽器は知りませんが、彼らがバッハの音楽を熟知しているので、自然な音楽の流れでバッハの時代のアーティキュレーションなどを処理しています。マリンバの多様な表現力に脱帽する1枚です。