スロヴェニアの新進気鋭作曲家、ヴィト・ズライのパワフルなサウンド
- アーティスト:ザール・ベルガー、ヨハネス・カリツケ
- レーベル:WERGO
- 品番:WER-6417
- ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid (Surround) + DVD [PAL]
スロヴェニアの新進気鋭作曲家、ヴィト・ズライのパワフルなサウンド
ヴィト・ズライ(1979~):作品集
1. ホークアイ ソロホルンとオーケストラのためのコンチェルト
2. リストラング アンサンブルのための
3. チェンジオーバー アンサンブルとオーケストラのための
4. ランアラウンド4人の金管楽器奏者とアンサンブルのための
①ザール・ベルガー(ホルン) マティアス・ピンチャー(指揮)
スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団
② -④アンサンブル・モデルン、ヨハネス・カリツケ(指揮)
フランクフルト放送交響楽団 (hr交響楽団 )
録音:①-④2011年11月25日、2014年2月28日、2015年3月14日、15日
[DVD-PAL](14:59)
トップ・スピン~パーカッション三重奏のための
アンサンブル・モデルンの打楽器メンバー
★スロヴェニアの作曲家、ヴィト・ズライはその音楽のパワフルさが魅力の作曲家です。多層的な音響は彼の作品の特徴の一つですが、このスーパーオーディオCDではその立体的なサウンドがじっくりと堪能できます。
★球技の審判補佐コンピューター情報処理システムを指す「ホークアイ」や、テニスのコートチェンジを意味する「チェンジオーバー」などというタイトルにみられるように、ズライは創作のインスピレーションを、彼自身が情熱を傾けているテニスから得ています。陽の光と影、様々なものとの遠近法、動きと静けさなど、彼がテニスを通して体感したであろう様々な要素が作曲家ズライというフィルターを通って音楽となった作品の数々は、どこかカラリとして明るい響きがします。ズライの創作に深く関わっているホルン奏者、ザール・ベルガーのソロも圧巻です。DVDでは3名のパーカッション奏者が様々な打楽器を、フォークやスプーンなど様々な器具を用いて鳴らしていくというもので、こちらもやはりテニスへの思いに満ちているとともに、直感とアルゴリズムも大切にした作品に仕上がっています。カメラワークも秀逸。