西洋音楽で描かれる日本的な感性
ヨーロッパで「東洋」に向き合う細川俊夫の世界
- アーティスト:アンサンブル・ムジークファブリーク
- レーベル:WERGO
- 品番:WER-6860
- ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
西洋音楽で描かれる日本的な感性
ヨーロッパで「東洋」に向き合う細川俊夫の世界
細川俊夫(1955~):作品集
1. 旅 Ⅷ
2. リート
3. 弧のうた
4. 時の花~オリヴィエ・メシアンへのオマージュ~
5. 旅 Ⅹ 野ざらし
メルヴィン・プーア(チューバ)① 田嶋直士(尺八)⑤
ヘレン・ブレッドソー(フルート)② ウルリッヒ・レフラー(ピアノ)②
ピーター・ヴィール(オーボエ)③ ミリャム・シュレーダー(ハープ)③
アンサンブル・ムジークファブリーク
ピーター・ランデル(指揮)① イラン・ヴォルコフ(指揮)⑤
録音:① 2006年5月27日 ② 2013年9月25日 ③ 2013年9月9日
④ 2011年8月24日 ⑤ 2009年6月13日
★ヨーロッパでその名を広く馳せる細川俊夫は、西洋音楽の中で「日本」を描いた作品を多く生み出している作曲家です。海外に出た後で邦楽器や雅楽など日本の音楽を学んだという彼の音楽、その発想の源には、奥深く東洋的な美学、哲学が根付いています。
★物そのものもよりも光と影、空間に美しさを感じること、人間がやってきて、いずれは帰っていく世界と繋がろうとすること、宇宙や自然と個が溶け合い、一つになること…。そんな西洋とは違う世界のとらえ方、感じ方が、どの作品にも根底に流れています。CDにおさめられている「旅」シリーズでのソリストとアンサンブルの関係(「宇宙」と「個」)や、「弧のうた」で描かれる無から無へと生まれては消えていく音などにそれを感じることができます。「旅Ⅹ」の楽譜冒頭には芭蕉の寂寥感漂う句「野ざらしを心に風のしむ身かな」が記されているとのことです。西洋楽器による(「旅Ⅹ」の尺八を除く)、西洋音楽の中に凝縮された「和」の感性を感じることができる作品群です。
アンサンブル・ムジークファブリーク
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