ドイツの重鎮作曲家リームの若き日と
近年の作品を聴き比べ
- アーティスト:ミンゲット弦楽四重奏団
- レーベル:WERGO
- 品番:WER-7346
- ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:47:04
ドイツの重鎮作曲家リームの若き日と
近年の作品を聴き比べ
ヴォルフガング・リーム(1952-):
①Geste zu Vedova ~弦楽四重奏のための(2015)
②弦楽四重奏曲 ト調(1966)
③弦楽四重奏曲(1968)
④エピローグ ~弦楽五重奏のための(2012/2013)
ミンゲット弦楽四重奏団
イェンス=ペーター・マインツ(④チェロ)
録音:2015年3月6-8日、2016年1月14-16日
★早熟の天才であり多作家としても知られるリーム。彼はわずか11歳の時に作曲を始めました。このCDには14歳の時に書かれた『弦楽四重奏曲 ト調』から2015年の作品『Geste zu Vedova』まで、4曲の弦楽作品を収録しています。
★『弦楽四重奏曲 ト調』ははっきりした主題提示に始まり、ハイドンの影響を受けていた初期ベートーヴェンの作品に近いものを感じます。2年後の1968年に書かれた『弦楽四重奏曲』も似た作風です。時は流れ、2013年に書かれた『エピローグ』はシューベルトのロマンティシズムを彷彿とさせるゆったりとした弦楽五重奏曲。無調の和声が薄い膜として持続される中、次第に強烈なピッチカートの応酬が始まります。『Geste zu Vedova』はヴェネツィアの前衛画家エミリオ・ヴェドヴァへのオマージュで、けばけばしいパーカッシヴな作風が特徴的です。