明快でちょっぴり皮肉めいた、ポスト・モダンなチェロ作品
- アーティスト:リードリッヒ・ガウヴェルキ
- レーベル:WERGO
- 品番:WER-7361
- ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:64:34
明快でちょっぴり皮肉めいた、ポスト・モダンなチェロ作品
マイケル・ブレイク(1951-):チェロとピアノのための作品集
①The Philosophy of Composition(2009)~チェロとピアノ
②The Richter Scale(2015)~チェロ独奏
③Sonata(2016)~チェロとピアノ
④A Fractured Landscape(2009)~ピアノ独奏
⑤Connectivity(2008)~チェロとピアノ
⑥Pentimenti(2012)~チェロ独奏
⑦Song Without Words(1975)~チェロとピアノ
⑧Seventh must Fall(2016)~ピアノ独奏
※全曲世界初録音
フリードリッヒ・ガウヴェルキ(チェロ) ダーン・ファンドヴァール(ピアノ)
録音:2017年2月6-9日/ケルン
★マイケル・ブレイクは1951年生まれの南アフリカの作曲家です。すっきりとしたサウンドを使いながらも、アイヴズやケージを思わせる自由な素材と独創的な構造。20世紀後半のイギリスとアメリカを結びつける作風と言えるかも知れません。『Song Without Words』はポップスのような遊び心あふれる音楽で、今にもヴォーカルが歌いだしそうな伴奏で始まります。しかしその「伴奏」が音楽本体であり、それが展開していくという肩すかし的な作品で、どこか皮肉めいた感じも。属七和音の第7音は順次下降進行しなければならない、という機能和声のルールをテーマとした『Seventh must Fall』も独自のセンスでニヤリとさせられます。