ウィリアム・バード:解き明かしたまえ

テヘラン出身の注目のチェンバロ奏者、マハン・エスファハニ

  • アーティスト:マハン・エスファハニ
  • レーベル:WIGMORE HALL LIVE
  • 品番:WHLIVE-0066
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:74:58:00

TRACK LIST

ウィリアム・バード:解き明かしたまえ(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、単旋律聖歌)/ジョン、今すぐキスしに来て/第5パヴァーヌと第5パヴァーヌへのガリアルド/ 戦いへの行進曲/ 私のネヴェル夫人の曲集より第41番「ファンシー」/ 第1パヴァーヌと第1パヴァーヌへのガリアルド/カリーノ・カストゥラメ/ファンタジア/ウォルシンガム
J.S.バッハ:音楽の捧げものBWV1079より(3声のリチェルカーレ/6声のリチェルカーレ/2声のカノン:昇り行く調が如く王の栄光高まらんことを)
リゲティ:ハンガリー風パッサカリア(1978)/コンティヌウム(1968)/ ハンガリアン・ロック(1978)
マハン・エスファハニ(チェンバロ)
録音:2013年5月3日ウィグモア・ホール、ロンドン、ライヴ

★1984年テヘラン出身のチェンバロ奏者マハン・エスファハニ。幼少の頃から父にピアノを習い、10代の時にオルガンとチェンバロに興味を持ち転向。 その後彼の名を広めたのが、チェンバロ奏者として初めてBBCラジオ3 の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選出され、ボルレッティ・ブイトーニ・トラストのフェローシップ賞もチェンバロ奏者として初受賞するなど一気に注目を集めました。大統領奨学生としてスタンフォード大学で音楽学者のジョージ・ホールのもとで学び、さらにボストンでオーストラリアのチェンバリスト、ピーター・ワッチオーン、ミラノでイタリアのオルガニスト、ロレンツォ・ギエルミに師事。チェコの有名なチェンバロ奏者のズザナ・ルージチコヴァーにも手ほどきを受けています。2013年には来日も果たし、その斬新な演奏に高い評価があつまりました。 このプログラムは、バードの鍵盤作品に焦点を当て、バッハの名作である「音楽の捧げもの」を真ん中に配置し、リゲティのチェンバロのための作品で締めくくられています。バードは、エリザベス朝最大の作曲家として、英国バロック音楽を代表する一人。自身オルガニストとしても活躍したバードならではの膨大な鍵盤楽器作品の数々から選曲されています。リゲティの「ハンガリー風パッサカリア」は、スウェーデンのチェンバロ奏者オヴェ&エヴァ・ノルドヴァル夫妻に献呈された曲で中全音律における8つの純正な長3度と短6度の音程が、パッサカリアとして反復されます。「ハンガリアン・ロック」はポーランドのエルジュビエタ・ホイナツカに、「コンティヌウム(連続体)」はスイスのアントワネッテ・M. フィッシャー夫人に捧げられています。 時代を超えた作曲を見事に一つのプログラムとしてまとめあげた、革新的な演奏です。
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