ルイジ・ノーノ(1924-1990):《イントレランツァ1960》

2021年ザルツブルク音楽祭ライヴ
奇才ヤン・ロワース新演出《イントレランツァ1960》
指揮はノーノ解釈の巨人インゴ・メッツマッハー

  • アーティスト:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、インゴ・メッツマッハー
  • レーベル:ARTHAUS MUSIK
  • 品番:10-9457BD
  • ジャンル: ジャンル クラシック 歌劇
  • 価格:オープン価格
  • 形態:Blu-ray
  • その他の製品情報:画面:16:9、1080i、HD 音声:PCMステレオ2.0 リージョン:All

TRACK LIST

ルイジ・ノーノ(1924-1990):《イントレランツァ1960》(不寛容)

ボーナス映像
ドキュメンタリ[Intolleranza Luigi Nono’s scenic action as seen today]
監督:ベッティーナ・エアハルト
制作:2004年"
"ショーン・パニッカー(移民/テノール)
サラ・マリア・サン(彼の仲間/ソプラノ)
アンナ・マリア・キウリ(女性/メゾソプラノ)
アントニオ・ヤン(アルジェリア人/バリトン)
ムサ・ングクングワナ(拷問の犠牲者/バス)
ヴィクトール・アフン・ロワース(盲目の詩人/語り)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
インゴ・メッツマッハー(指揮)

演出:ヤン・ロワース
衣装:ロット・レム

本編日本語字幕:水野みか子
収録:2021年8月、フェルゼンライトシューレ、ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
★2021年ザルツブルク音楽祭で上演されたルイジ・ノーノの《イントレランツァ1960》がブルーレイでリリースされます。演出を手がけたのは、ベルギーを代表する舞台芸術集団「ニードカンパニー」を率いる奇才ヤン・ロワース。2018年のザルツブルク音楽祭で上演されたクリスティ指揮《ポッペアの戴冠》の演出もロワースが担当し大成功を収めています。
《イントレランツァ1960》は、アンジェロ・マリア・リペリノの構想に基づき、ノーノが再構成・作曲した初めての「演劇的アクション」で、第24回ヴェネチア・ビエンナーレ国際現代音楽祭からの委嘱によって書かれました。社会的抑圧、人種差別と難民の問題、大きな自然災害など人間を脅かす恐怖の状況を巡って、2部に分けられた11の場面で構成されています。この中で取り上げられる出来事はどれも1960年頃に実際に起こったことですが、2022年の現在でもこれらの問題は世界中が直面している危機・問題でもあります。
今回のロワースによる新演出は、ザルツブルク音楽祭100周年記念のために制作。音楽・ダンス・演劇、現実と虚構の境を飛び越えたかのような、革新的な演出で観る者の心を掴みます。また指揮は、ノーノのエキスパートとして知られるドイツ楽壇の鬼才、インゴ・メッツマッハー。社会の中で芸術が何を意味するのか、芸術が何を伝えられるのか、現在この作品を上演する意味を改めて説いた内容です。
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