★天才振付師モーリス・ベジャール(1927-2007)。ベジャールの代表作『春の祭典』『ボレロ』がデジタル・リストアされて発売されます。
ベジャールの『春の祭典』は、1959年にブリュッセルで初演され、革新的な舞台は瞬く間に支持を集め、20世紀バレエ団設立のきっかけともなりました。
ここに収録されているのは、1960年と1971年の映像。ベジャールとともに初期の20世紀バレエ団を支えた名手ジェルミナル・カサド、タニア・バリやパオロ・ボルトルッチらが出演しています。
そして『ボレロ』は、円卓の上でソロ・ダンサーが踊り、他のダンサーたちが取り囲んで群舞を踊る作品。ディスカ・シフォニスが海から上がってくる様子に着想を得て創作。その後ジョルジュ・ドンがメロディを踊ったクロード・ルルーシュ監督映画『愛と哀しみのボレロ』で世界的名声を得ました。ここでは、ディスカ・シフォニスによる1962年収録の映像と、現代最高のバレリーナ、マイヤ・プリセツカヤが1977年に収録した映像2篇がおさめられています。
https://www.youtube.com/watch?v=4lPBSZYc2KA