★ジョン・ノイマイヤー率いるハンブルク・バレエ団による新作《ゴースト・ライト》。この作品は、コロナ禍における新時代のバレエとしてジョン・ノイマイヤーが新たに制作。残念ながら中止となりましたが2021年3月の来日公演の演目として予定されていました。
この作品は、欧州での最初のロックダウンの後活動が再開された際に、ジョン・ノイマイヤーは厳しい感染対策を行った上で、所属ダンサー全員のためにこの新作を制作しました。コロナ禍における「ソーシャルディスタンス」を表現し、ダンサーを少人数に分け、その断片を組わせて作り上げられています。パンデミックを経験した恐怖、そして変化する人間関係、記憶と感情を反映しています。
タイトルの「ゴースト・ライト」とは、公演が終わったときに舞台を照らすひとつのランプのこと。現在世界中の劇場が、この「ゴースト・ライト」に照らされた何も行われていない舞台のまま、次の公演を待っている状況であることを表しています。
今回の収録では、フランスのピアニスト、ダヴィッド・フレイが演奏するシューベルトが音楽として使われており、ダンサーたちにインスピレーションを与えています。
トレイラーはこちら→
https://youtu.be/W6DcGs_Kk-w