ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー:ピアノ作品集

チェコの夭折の女性作曲家ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァーのピアノ作品集
ベルリンの若手ピアニスト、レオニー・カタラシュ渾身の演奏

  • アーティスト:レオニー・カラタシュ
  • レーベル:EURO ARTS
  • 品番:20-69107
  • ジャンル: ジャンル クラシック 器楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:70分

TRACK LIST

ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940):ピアノ作品集

・3つのピアノ小品Op.9
・4月の前奏曲Op.13
・小さい歌
・5つのピアノ曲
・ピアノのための舞曲Op.23
・サンテティエンヌ・デュ・モン教会の鐘による変奏曲 Op.16
・ソナタ・アパッショナータOp.6
・2つの花束

レオニー・カラタシュ(ピアノ)
録音:2021年6月16-18日 Mount of Olives Church (ベルリン)
★チェコの夭折の女性作曲家ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァーのピアノ作品集。カプラーロヴァーは、作曲家の父ヴァーツラフ・カプラール(1889-1947)と声楽家の母ヴィーチェスラヴァ・ウフリローヴァ(1890-1973)のもとに生まれ、幼少期から高い音楽的才能を発揮しました。9歳で作曲をはじめ、15歳でブルノ音楽院で作曲と指揮を学び、18歳で「アパッショナータ」を作曲。22歳でプラハ音楽院を優秀な成績で卒業。そして指揮者として初舞台を踏んだのち、マルチヌーの勧めでパリに留学。このパリ行きは、結果的にチェコスロヴァキアの占領とともに亡命となりました。パリでは指揮をシャルル・ミュンシュに、作曲をマルチヌーに学び才能を開花させ、1938年には「軍隊シンフォニエッタ」が第14回ISCM国際現代音楽協会音楽祭のオープニング作品に選ばれるなど将来を期待されていました。1940年4月に画家アルフォンス・ミュシャ(ムハ)の息子イジー・ムハと結婚。5月にナチスによってパリが占領されると南仏に疎開したものの、同年6月16日モンペリエにて死去。カプラーロヴァーはまだ25歳でした。
★今回、若く才能にあふれていたカプラーロヴァーのピアノ作品に取り組んだのは、ベルリンの若手ピアニスト、レオニー・カタラシュ(旧姓レオニー・レッティングで20-61188に録音あり)。カプラーロヴァーの楽曲は、豊かな経験を積んだ女性が人生を総括するような深みと成熟が感じられ、また若さゆえの輝きや情熱も兼ね備えた、複雑で色彩豊かな音楽性を持っているとレオニー・カタラシュは語っています。カタラシュはこのカプラーロヴァーを皮切りに、女性作曲家の作品に取り組んでいくシリーズを計画しているとのことです。
0880242691071

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