2Lレーベルの臨場感溢れる音で聴くノルウェー最大級のオルガン
- アーティスト:テリエ・ヴィンゲ
- レーベル:2L
- 品番:2L-123SABD
- ジャンル: ジャンル クラシック 器楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:Blu-ray Disc Audio + SACD Hybrid
- その他の製品情報:5.1 surround/stereo
2Lレーベルの臨場感溢れる音で聴くノルウェー最大級のオルガン
『有機体』
シェル・モルク・カールセン(1947–):ソナタ Op.143《深き淵より》
トリグヴェ・マドセン(1940–):デュプレのトンボーOp.62
シェル・フレム(1943–):世界の教会
テリエ・ヴィンゲ(オルガン)
録音:2015年4月 オーレスン教会(オーレスン、ノルウェー)
制作・バランスエンジニアリング:モッテン・リンドベルグ
録音エンジニアリング:ビアトリス・ヨハンネセン
オルガン助手:ニコラス・フェール
[DXD(24bit/352.8kHz)録音]
[Blu-ray: 5.1 DTS-HD MA(24bit/192kHz), Dolby Atmos(48kHz), 9.1 Auro-3D(96kHz), 2.0 LPCM (24bit/192kHz), mShuttle MP3 + MQA Region ABC]
[SACD hybrid(5.1 surround DSD/2.0 stereo DSD)]
★アルバム『有機体』には、背景とスタイルは異なるものの、オルガンという楽器と有機的に一体化したかのような姿勢でつながる現代ノルウェーの作曲家三人の作品が集められました。
★シェル・モルク・カールセンは、現代音楽をリードする活動を行い、一方、ピリオド楽器のアンサンブル「オスロ・プロ・ムジカ・アンティカ」を創設、オーボエとリコーダーの奏者、オルガンをはじめとする鍵盤楽器の奏者としても活動しています。交響曲と協奏曲、室内楽曲、教会音楽とオラトリオなどを作曲。彼のオルガン音楽はドイツ=ルターの伝統を規範になっているといわれます。ソナタ《深き淵より》は2003年の作品。『詩篇』130番「深い淵の底から、主よ、あなたを呼びます」から副題を採り、劇的な〈深き淵より〉、古風な賛美歌をしのばせる〈モノディ〉、トッカータの〈深き淵より〉の3楽章で構成されています。
★トリグヴェ・マドセンは、ノルウェーとオーストリアで作曲とピアノを学びました。あらゆる楽器とジャンルの音楽を作曲、作品番号はすでに150を超えています。彼の音楽は、先人の作品を変奏の主題に使い、あるいは「こっそり」引用して彼らへの「オマージュ」とするやり方や、遊び心にみちた作風が広く愛されています。《デュプレのトンボー》は〈前奏曲〉〈フーガ〉〈スケルツォ〉〈カンタービレ〉〈終曲〉の5曲。フランスのオルガニスト、マルセル・デュプレ(1886–1971)へのオマージュとして作曲された作品です。
★シェル・フレムは、ノルウェー、フィンランド、アメリカ、そして日本で、ピアニスト、オルガニスト、作曲家としての教育を受けました。彼は、作曲技法をはじめ、フランスのオリヴィエ・メシアンの音楽から多くのインスピレーションを授かったといいます。《世界の教会》は〈世界の教会〉〈聖餐〉〈歓喜〉の3曲構成。オーレスン教会100周年記念の委嘱作として書かれました。
★テリエ・ヴィンゲ(1950–)はノルウェーのオルガニストです。ルードヴィーグ・ニルセン、アーリル・サンヴォル、プラハのイジー・ラインベルガー、パリのガストン・リテーズに学び、1980年代はじめからノルウェー音楽アカデミーのオルガン科教授を務めています。
★録音セッションは、ノルウェー西岸の美しい港町オーレスンの教会で行われました。この教会は1909年に建立され、第二次世界大戦の終わった1945年、J・H・ヨルゲンセンが製作したオルガンが新たに設置されました。この楽器は、21世紀に入ってから大規模な修復を施され、94のストップ、5段鍵盤とペダル、8000本近いパイプをもつ、ノルウェーで最大といわれるオルガンのひとつになりました。
[Pure Audio Blu-ray ディスクと SACD ハイブリッドディスクをセットにしたアルバムです。Pure Audio Blu–ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。SACD ハイブリッドディスクはSACDブレーヤーとCDプレーヤーで再生できますが、Pure Audio Blu-ray ディスクはCDやDVDのプレーヤーでは再生できないので、Blu–ray プレーヤーもしくは Blu–ray 対応のPCをお使いください]