ニコライ・メトネル: ピアノ作品集

ノルウェーのピアニスト、グンナル・サーマによるメトネル作品集

  • アーティスト:グンナル・サーマ
  • レーベル:2L
  • 品番:2L-156SACD
  • ジャンル: ジャンル クラシック 器楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:5.1 surround/stereo

TRACK LIST

『おとぎ話(Skazki)』

ニコライ・メトネル(1880–1951):ピアノ作品集
4つの小品Op.4(1897–1902)[ 練習曲/カプリース/ 楽興の時/ 前奏曲] 
3つの話Op.17(1908–09)[アンダンテ(ダフニスとクロエ)/テンポ・ジュスト/アレグロ、モルト・ソステヌート]
4つのおとぎ話Op.35(1916)[アンダンテ・マエストーゾ/カプリッチョーゾ、コン・グラツィア/カンタービレ、ナランテ/アレグロ・アパッショーナート・エ・テンペストーゾ]
3つのおとぎ話Op.42(1924)[ ロシアのおとぎ話(アレグロ・ソステヌート)/ コン・モート・ディジンヴォルト・エ・グラツィオーゾ(フリギア旋法)/モデラート、ナランテ ]
3つの労働の賛歌) Op.49(1926–28)[ 労働の前の賛歌/ 賛歌「鉄敷に向かって」/ 労働の後の賛歌]バラはもうしおれ Op.36 no.3

グンナル・サーマ(ピアノ)
[Piano: Bechstein Concert D282]
録音:2018年10月 ソフィエンベルグ教会 (オスロ、ノルウェー)
制作・バランスエンジニアリング:モッテン・リンドベルグ
[DXD(24bit/352.8kHz)録音]
[SACD: 5.1 multichannel DSD/2.0 stereo DSD/RedBook PCM: MQA CD]
★「1970年代のある日、耳慣れないピアノ音楽がラジオから聞こえてきた。独特な、何かを呼び起こすような、時として催眠術にでもかけるような音楽。同時に、そこには豊富な対位法とはっきりした構造があった。手短に言うと、心と頭の両方のための音楽だ。ニコライ・メトネルの〈回想ソナタ〉、ピアニストは他ならぬエミール・ギレリスだった。この作品を弾ければ!……」(グンナル・サーマ)。ノルウェーのピアニスト、グンナル・サーマは、2000年、最初のメトネル作品集(Lindberg Lyd PIANO-002)をリリース。当時、世界初録音の作品を2曲含む5つの作品を弾いていました。メトネルの第2作は、2018年、前作と同じオスロのソフィエンベルグ教会でのセッション録音です。「ノームの嘆き」の副題をもつ〈楽興の時〉など、帝政ロシアの時代の《4つの小品》。シューマンの《ノヴェレッテ》を思わせる曲名がつけられた《3つの話》。「おとぎ話」の曲名で書かれ個人的経験や人の内面の対立を語ると言われる作品からは、1916年と1924年の2つの曲集。「ソ連」となった祖国を離れた後、1926年から1928年にかけて、プロテスタントの労働倫理の表現とみなされる曲名で作曲した《3つの労働の賛歌》。アルバムの最後に歌曲集《プーシキンの6つの詩》の一曲をピアノ・ソロ曲に編曲した初録音の作品が演奏されます。グンナル・サーマは、オスロのリヴ・グラーセルとローベット・リフリング、王立ノザーン音楽大学のリシャルト・バクスト、イジー・フリンカに学び、1975年にオスロでデビューしました。ノルウェー国立音楽大学で伴奏ピアニストを務め、ソリストとしても活動。一般的なレパートリーに加え、メトネルの他、アルカン、ブゾーニ、シチェドリンといった比較的珍しい作曲家の作品を広く手がけています。このアルバムの録音には、メトネルの気に入りの楽器といわれ彼がロンドンのアパートメントに置いていた Bechsteinの新しいモデルD282のピアノが使われました。
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